ホーム > お困りごと解決事例 > 工場屋根裏の結露対策。熱交換塗料を使用した屋根塗装を実施して省エネも実現

Solution Showcase お客様困りごと解決事例

前のページへ戻る 前のページへ戻る

工場屋根裏の結露対策。熱交換塗料を使用した屋根塗装を実施して省エネも実現

お客様の課題・お困りごと

【動画解説】

工場内外の大きな温度差により、工場の屋根裏に結露が発生していました。特に空調がフル稼働する夏場に結露が頻発し、屋根の遮熱対策が必要でした。

対策前の屋根温度
  • 表面温度:約70℃
  • 裏温度:約41℃

<表面温度>
熱交換塗料

<屋根裏温度>
熱交換塗料

蒲田工業が解決した内容

「熱交換塗料」を使用した結露対策と省エネ対策を両立する屋根塗装を提案しました。 また、屋根塗装工事全工程を一貫して実施しました。
(面積:560㎡、工期:2週間)

対策後の屋根温度
  • 表面温度:約50℃
  • 裏温度:約30℃

<表面温度>
熱交換塗料

屋根裏の温度を下げることによって、室内外の温度差が減少し根裏の結露がなくなり、さらに空調機の負荷も軽減されました。

熱交換塗料について

熱交換塗料は、反射でも断熱でもない方法で温熱環境のコントロールを実現した塗料です。
塗装面の温度が25℃を超えると「熱交換物質」が活性化し、太陽の熱エネルギーが塗装面で消費されるため、室内に輻射熱が伝わりにくくなります。これにより、冷房効率が向上します。

特徴
  • 一般の遮熱塗料に比べ経年劣化に強く、短期的なメンテナンスが不要。
  • 冬の熱(25℃以下)には無反応なので、室温の低下を抑えて暖房費を削減します。中空構造のため、一般塗料より保温効果がある。
  • カーボンオフセット証明書の発行も可能。
〈作業風景〉

熱交換塗料

熱交換塗料

〈カーボンオフセット証明書〉

熱交換塗料_カーボンオフセット証明書

お客様の声

施工後、効果が顕著に現れ、屋根温度が低くなり、室内空調の効きも良くなりました。結露も解消されました。
一般的な遮熱塗料でも効果があるとは思いますが、長期間に渡って効果が持続する点で、今回の提案は最適だったと感じています。

蒲田工業がご提供できる価値

蒲田工業では、鉄部塗装、外壁塗装など、各種塗装工事をワンストップサービスで対応します。塗装工事業の特定建設業許可を保有し、大規模な案件にも対応できます。
また、省エネ・節電に関する豊富な経験を持っており、お客様に最適な省エネ策を提案します。
何でもお気軽にご相談ください。

事例番号

MB-48 ※お問い合わせの際は「事例番号」をお伝え下さい。

営業パーソンの紹介    関東営業所  平野 浩司

生産設備や各種装置の改善に力を発揮します。特に食品機械や包装機、印刷機械に関して豊富な経験と改善実績を持っています。
得意とする表面処理技術を活かした改善では大きな効果をあげ、幾度となくお客様から感謝の言葉を頂いています。

この事例に関連する他の事例の紹介

カーボンオフセット証明書を発行可能なCCP-117の防錆塗装で、コンベアと架台の延命化・メンテナンス費用と工数の削減を実現
[共通キーワード:塗装工事
特許取得技術で業務用エアコンの省エネ対策(特許第5945377号)。冷媒配管内に流体撹拌装置を組み込むだけで電気代削減
[共通キーワード:電気代削減
断熱パネルを利用した熱中症対策ブースを施工。効果的な熱中症対策と省エネ効果を実現
[共通キーワード:熱中症対策
  • お困りごと解決事例トップへ
  • 蒲田工業トップページへ

前のページへ戻る前のページへ戻る

製造現場での様々なお困りごとを、現場に深く入り込み解決 ソリューション事例マップ