ライニング補修工事 ―1
DATE2009.2.13
CATEGORY現場レポート
営業推進部 和田です。
酸洗ラインでのライニング補修工事をご紹介します。
今回の工場ではステンレス表面を酸洗いされていますが、薬液で鉄製タンクが腐食しないよう、樹脂ライニングされています。そこが経年劣化で剥がれたり、クラックが入ったりするので補修工事をとご依頼があったようです。
約12㎡
技術指導をかねてライニングメーカーさまもご参加、総勢10名での工事。
7日間・昼夜通しの2交代 (* *)
蒲田工業では、ゴム・樹脂ライニングとも実績は多数あるのですが、
ここの工場は薬液が… 硝酸、弗化水素酸の混合液。
万が一、、触っても水に濡れたようで、その時は痛みも何も無い。
でも…数時間後、皮膚を浸透し骨まで腐らせる…(ホラーですね)
そのため酸洗タンクに近づく時はもちろん、内部に入る時は完全防備。
ヘルメットはもちろんの事、耐酸合羽(ツナギの保護服)を着て、耐酸長靴を履き、耐酸手袋をし、防敵メガネなど。 (これ夏場だと大変です)
もちろん、作業の前に酸洗タンクは薬液の中和・水洗・乾燥処理はしていただきます。
それでも、間違って液に触れないように、怪我なども無いように安全管理を徹底させての工事着工です。
工事の詳細はつづく…
こうしてレポを書きながら、危険と隣り合わせの仕事をしてるんだなーと。
社内で【安全第一】と叫ばれている理由が分かりますね。
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