オフセット輪転機―見学レポ
営業推進部 和田です。
仕事としてのレポートではありませんが、、興味深かったのでご報告。
先日知り合いの方に、印刷工場の見学に連れて行っていただきました。
大型のオフセット輪転機です。
大ロットも、小ロットにも対応でき、高品質で効率的な印刷が特徴となっているようです。
マン・ローランド製オフセット輪転機
全長:40m
最大生産速度:45,000回転/時=12,3m/s
カットオフ:984,25mm
最大ウエブ幅:1,480mm
最大ページ数/シリンダー:64ページ
給紙装置
印刷ユニット
乾燥機 → 高温の空気(雑誌の場合約300℃)で、印刷面のインクを瞬時に乾燥させます。
折 機 → 印刷した紙を正確に折りたたんで雑誌や書籍の折丁の形にします。
雑誌の場合は、糊を背につけて折る。
巻紙のストック
印刷している紙が少なくなると新しい巻紙を印刷中の巻紙のスピードに合わせて回転させ、
紙継ぎを行ないます。
機械を止めること無く紙継ぎできるので「ゼロスピード」と呼ばれているそうです。
このマンローランド製の大きな特徴の1つです。
今回はテスト運転中だったので、本格稼働しているのを見ていませんが...
動き始めたらすごいことになりそうです。
とにかく長い。。
この奥が折り機になりますが、見学ラインがだいぶ手前なので折られている様子までは
見ることができませんでした。
よく、折り機の部品にダイクロン処理をすると聞いていたので、
どんな部分なのか見てみたかったんですけどね...(^o^;)
スピードが表示されています。1時間で3万回転、という事だったと思います。。
雑誌なら、毎秒25冊 毎時9万冊の生産能力との事。
ここでは、写植システムと言うんでしょうか、
文字を作る作業から、製版、印刷、加工、梱包・発送に至るまでの工程を
すべて見学させていただきました。
CTP PCから直接版焼きするシステム 右は、梱包ライン
印刷工場へ入ること自体なかなか無いですが、このオフセット輪転機を見ることができ
貴重な機会でした。
生産現場を実際に見てみると本当に面白いです。
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