食品工場に、ちょっと変わったKAMATAクリーンブース設置
営業推進部 和田です。
少し前になりますが、静岡県内の食品メーカー様にクリーンブースを設置させていただきました。
目 的 : 粉末の充填工程の、異物混入防止
サイズ : 5,500×5,000×高さ2,500
清浄度 : クラス10万
台車による製品の出し入れがあるという事で、
ビニールカーテンを取り入れた形のKAMATAクリーンブースとなりました。
クラス10万の部屋の中でも、特に充填工程だけは出来るだけキレイな空気にしたいいうご要望がありました。
こういう場合、方法としては...
1. 充填箇所をさらに囲ってクリーン化
2. カバーではなくても、FFUを上に取り付けて、ビニールカーテンで囲う
3. 床置き型FFUを近くに設置する
いくつか方法はありますが、今回は...
作業者の動線の問題で囲えない
製品が粉体である
結果、風速が強くない通常のFFUを側面に2台設置しました。
(イラスト上ではちょうど裏側)
この仕様、「特にめずらしいものでは無い^^;」 そうなんですが、、
FFUのこんな使い方は初めて見ました。
床置き型FFUにしてしまうと、少々風量があり粉体に影響があるため、こうした方式を採用したとの事。
5mを越える大型のクリーンブース(というかクリーンルームと言えますね)でしたから、
天井を数か所吊りました。
*最近では、違う吊り方もあるようなので またご紹介したいと思います。
梱包工程や充填工程、搬送ライン等の異物混入対策に、
ご要望に合わせたクリーンルームの設計製作をいたします。ご相談ください。
(硬くて ブログっぽくないですね^^;
書きながら、ソリューション事例にすれば良かったと少し後悔...)
クリーンルームの特徴と清浄度クラスの解説はこちら
クリーンブースの特徴とメリットの解説はこちら
KAMATAクリーンルームのご紹介
KAMATAクリーンブースのご紹介