クリーンブース設置工事 現場レポ
営業推進部の金です。
先日、静岡県にある樹脂成形加工をするお客様に、KAMATAクリーンブースを導入して頂きました。
その導入経緯やきっかけなど、担当者様の声を聞くべく、設置現場に行ってきました。
午後に行ったら、アルミフレームの枠はもう組まれており、樹脂板を張り始めていました。
壁側は全面アクリル板、通路側は透明な塩ビ材を二重張りの構造にしました。
こちらの製品の検査室として利用されるそうです。
一般的に温度の高い部屋には断熱材の入っているパネルをお勧めしていますが、
今回はKAMATAアルミフレームを使いたい担当者様の強いこだわりで、
温度が保てるように二重張り構造にしました。
二重張り構造
密閉性がよく、断熱効果もあります。
クリーンブースの組立~空調や電気の設置まで、約4日程度で終わるそうです。
こちらはクリーンブースの扉を付けています。搬入する検査機械が大きいため、
扉も開口部の大きい両開きの仕様にしたそうです。
なぜ蒲田工業のクリーンブースにこだわったかの質問に、前に別件で蒲田工業の工場に
行った時、クリーンブースの組立中の、KAMATAクリーンブースを見て、綺麗だし、
中の様子が目視できるので、ぜひ工場に建てたかったと答えて頂きました。
クリーンエアコン口 リターン口
リターン装置を設けたのは、冷えたクリーン化された空気を再利用し、省エネ効果が得られるそうです。
クリーンエアコン リターンフィルター
天井からみるとこんな感じです。送風口のホースにも保温材で囲いました。
省エネ対策万全ですね。
クリーブース内からみるエアコンの送風口。ヘパフィルターをつけて、
周りとフラットにして仕上げています。
完成したのがこちらです。
サイズはD4000×W5000×H2500のクラス10000の検査室が出来上がりました。
どのような機械が入るのか、運転状況も楽しみです(*^^)v
クリーンルームの特徴と清浄度クラスの解説はこちら
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KAMATAクリーンルームのご紹介
KAMATAクリーンブースのご紹介