元気村見学レポ
熊本営業所の佐藤です。
佐賀県にある㈱アルミス様の植物工場<【元気村】>の見学に行ってきました。
元気村
こちらの工場ではアルミ部材と樹脂製栽培ポットを使用し屋内での水耕栽培をされています。
もちろん一般の方も見学ができます。
栽培室
今回見学した栽培室は温度24℃、湿度70~80%に調整されていて少し蒸し蒸ししていましたが、
野菜には最適な環境で、夏場は涼しく感じるそうです。
KAMATAクリーンブースと組み合わせると、どんな場所にも設置出来ますね。
栽培ポットにセットされた野菜
こちらでの水耕栽培は播種(種のセット)→発芽→(発芽ユニットへ)移植→育苗→栽培→収穫が
一連の流れになっていて、播種から収穫まで45日で出来ます。
1つのユニットに320株の野菜の苗が植えられていて、成長に応じて蛍光灯の高さを調整します。
蛍光灯には反射フィルムと透明フィルムの2枚あわせのカバーがつけられていて照度アップと
万が一、蛍光管が割れた場合の飛散防止になります。
タンク・循環フィルター
成長に必要な液肥は栽培ポットの中を常に流れていて、フィルターを通して循環され、
また元のタンクに戻ります。
横尾さん
収穫された野菜は土耕栽培に比べえぐみが少ない程度で味や栄養素はほとんど変わらないそうです。
また、気候の影響を受けないため1年を通して安定した供給ができます。
元々は小学校
実はこの建物は廃校になった小学校を利用していて、当時の習字や落書きもあり、
少し懐かしい雰囲気を味わえます。
椎茸・野菜
別の部屋にある売店には、水耕栽培の野菜や近くの農家の野菜・果物がたくさん売られていました。
また、レストランでは水耕栽培で採れた野菜を使ったバイキングもあります。
早速お土産に頂いた野菜を家で食べてみましたが、確かにえぐみが少なくとてもおいしかったです。
次回は是非バイキングに行きたいです(格安でした)。
安定した収穫ができ、農薬を使用していないため誰でも安心して食べられるアルミス様の水耕栽培は
今後かなり需要がありそうですね。
クリーンルームの特徴と清浄度クラスの解説はこちら
クリーンブースの特徴とメリットの解説はこちら
KAMATAクリーンルームのご紹介
KAMATAクリーンブースのご紹介