高機能フィルム展レポ2
引き続きレポ2の「展示品の紹介」です。
今回は KAMATAクリーンブース と 表面処理 を同時に出展致しました。
①KAMATAクリーンブース
ダブル構造のKAMATAクリーンブース!!
前回はシートシャッターをつけましたが、今回は片開きドアの仕様にしました。
現場の用途によって、自由に選ぶことができます(*^_^*)
ミニチュア
クリーンブースの実績をミニチュアで表現しました。
フィルム巻取り装置と射出成型機を囲ったクリーンブース!!
②表面処理
蒲田工業は「表面処理のコンサルタント」としても、お客様の用途に合った最適な提案をします。
非粘着用コーティング
コーティングの方法としては、セラミック溶射またはブラストで粗くした後、非粘着系の樹脂を
コーティングします。
ガムテープが全然くっつかなくて、みなさん驚きの表情を隠せませんでした。
ダイクロン
耐摩耗性・耐熱性など優れた特徴を持っています。
写真のように未処理部はさびだらけですが、処理してある部分は全くさびが生えていません。
ダイクロン処理後、折り曲げても表面が剥げることはありません。
ブラストロン
ブラストロンは表面をザラザラにして接触面積を小さくすることによって、滑り性を出しています。
ザラザラといっても、手触り感はすべすべなので、不思議ですね^^
事例を紹介しますと、オムツを折り畳む工程の器具をブラストロン処理をして使用されています。
セラミックライニング
セラミック処理方法としては、セラミックチップ貼り(接着剤にセラミックの粒を入れて
塗装する方法)・セラミック二重管があります。
耐摩耗性が優れているため、製鉄工場では原料を搬送する配管などに使われています。
溶 射 研 磨
左写真は上から順番にセラミック溶射・酸化クロム溶射・超硬溶射です。
主にフィルム製造ラインで使用されています。ロールの表面を鏡面に仕上げていますので、巻き取るフィルムを傷つけることはありません。
右写真は様々な母材への表面処理サンプルです。研磨前後の効果を比較できるようにしてあります。
クリーンブースや表面処理について、いつでも蒲田工業にご相談ください!
お客様の立場になって、誠心誠意ご提案させていただきます。
クリーンルームの解説はこちら
www.kamata.co.jp