高機能フィルム展レポ3
DATE2011.5. 2
CATEGORY展示会レポート
営業推進部の鈴木です。
展示会レポート最終です。
来場者数は最終日が一番多いと感じられました。
フイルム・シート製造装置が多数出展される展示会は初めてだったので、会期中に様々な製品を興味深く見て回ることができました。
特に押出し機、延伸機などは精度や性能が要求される装置を見学でき感動しました。
フイルムを搬送するためのロールも多数出展されており、
長さ3500mmのC-FRPロール(炭素繊維ロール)が展示されておりました。
このロールは「高剛性」、「超軽量」、「低慣性」が特徴で幅広いフイルムを高速で搬送できます。
他にも常温DLC処理ロール(長さ3000mm)が出展されていました。
常温DLC処理の素材としてはゴムロール、アルミロール、CFRPロール、硬質クロムメッキロール、プラスチックロール表面に加工でます。
特徴は「高硬度」、「電気絶縁性」、「低摩擦」、「耐薬品性」、「親水性」です。
このようにロールだけ見ても様々な材質や用途に応じた特殊処理が求められる業界だと感じました。
ニッタ株式会社様ブース
ロールニップ圧バランス測定装置の出展をされておりました。
通常ニップ圧をリアルタイムで確認することは難しいことですが、この測定装置ではPCの画面上でできます。ロール面長1mまでのニップ圧を測定できます。
今後も弊社出展情報だけでなく、様々な業種の展示会レポもお届けしたいと思います。
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