HACCP其の二 ≪洗浄≫
HACCP導入にあたり洗浄に関しても取り組みが必要です。建物、設備、原料、容器など適切に洗浄し管理することが求められます。
食品工場では、水分、蒸気、油分、塩分、糖分などにより床や壁が劣化してしまうケースが多く見られます。劣化した床や壁は洗浄性が落ち、カビや雑菌の温床となってしまうので、早めの対策が必要です。蒲田工業では作業環境に応じた床ライニング、塗装工事を行っております。
事例:滑らないという安心感をあたえる床ライニング法!
部分補修やトップコート施工も行いますが、劣化は見た目以上に内部に及んでいることが多くあります。床ライニング、壁塗装のポイントは適切な塗材の選定と下地処理です。
床材、壁材に求められる機能としては、耐熱性、耐薬品性、耐靱性、発塵防止などがありますが、特に食品工場向けに臭気成分が非常に少ない塗材や、防カビ性能に優れた塗材、乾燥時間が非常に短い塗材など各種取り揃えております。前述のゾーニング関連として、区画レベルごとの色分け、ライン引きも施工しています。
まずは現状の診断から行いますのでお気軽にご相談ください。きれいに仕上がった床や壁は洗浄しやすくなり、洗浄にかかる時間、コストの削減にも通じます。
洗浄に関しては、各種洗浄機の取扱いを致しております。
事例:現場の状況に合わせた洗浄装置を導入、作業の効率化を実現!
事例:環境に優しい洗浄機、ソビジェットのご提案
既存設備をより洗浄しやすくする改良を施すことで生産性の向上を図ることも行ってまいりました。洗浄工程が避けられない以上、いかに効率よく行うかがHACCP運用の鍵となります。
事例:ストレーナーの目詰まりによるメンテナンスコスト削減! ―3分割式エレメント
事例:サニタリー部品をアイデアと加工技術で改良し、作業性を向上!
HACCPは元々、食の安全を保証することを目的とするもので、導入にあたっても管理の煩雑さに焦点をあてて語られることが多かったように思われます。
ただ今までの施工実績から見ても、導入を契機に製造工程の効率化を図ることで、コストメリットを感じて頂けるケースも多くあります。工程の見直しを同時にすることで不良率の削減につながり、ライン停止回数、廃棄ロスの削減など、コストダウンを行えた事例もございます。
蒲田工業では豊富な施工実績をもとにお客様の抱えられている様々なお困りごとを解決していきます。ぜひご相談ください。
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*なお今回の原稿作成にあたって、お客様である大手乳業会社の保全ご担当者様に様々な助言を頂きました。ありがとうございました。
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