JFE様京浜地区 見学レポ
営業推進部の周です。
4月中旬、JFEスチール(株)東日本製鉄所様(京浜地区)へ見学しに行ってまいりました。(*^-゚)v
JFEスチール(株)様は川崎製鉄と日本鋼管が合併して発足した会社で、主な生産拠点を京浜地区、千葉地区、知多地区、倉敷地区、福山地区などに持っているのですが、今回見学させて頂いたのは京浜地区の扇島エリアです。
川崎(6割)・横浜(4割)両市にまたがる東京湾に浮かぶ約550万平方メートルの人工島扇島が京浜地区の中心です。
京浜地区全体平面図
京浜営業所の田村所長の運転でJFE様に敷地内に入りました。
敷地内では走行速度を厳しく規制しています。2、3回?スピード違反しますと、立入禁止となっています。広い道路で走るとスピードが出しやすいですが、田村所長はすごく気をつけて運転していました。これから行く皆様も要注意して下さいね。(。・・)ノ
今回見学の内容です:
パワーポイント、ビデオにて各施設・会社紹介
扇島エリア内工場見学
ルート:原料ヤード→第2高炉(管理棟見学)→コークス→製鋼→厚板(圧延工程見学)
作業着に着替え、バスで工場へ向かっています(
見学中、ヘルメットと軍手をしなければなりません)
見学で特に印象に残りましたのは以下の3点です。
管理棟で原料のサンプルがあります。実際に触ってみました。隕石のような鉄鉱石などは鋼とイメージが掴めなかったです。
製鋼工場で高炉を見学させて頂きました。
高炉で鉄鉱石や焼結鉱はコークスとともに高炉の上に入れられます。炉の下からは1200℃の熱風を酸素と一緒に吹き込んで鉄鉱石を溶かします。炉の中では鉄鉱石の不純物が上に浮かび、重い鉄分が下にたまります。
コントロール室から遠く見ていましたが、強い火が高炉から上がっていてとてもインパクトがあり、まるで火山が噴火するように、炉内の温度を十分感じました。
写真が撮れなく本当に残念です。
圧延工程を見るため、工場内に入りました。
厚板から薄い鋼板になる過程です。スラグは加熱炉で加熱された後、粗圧延機と仕上げ延機で一拳に薄く延ばされ、巻き取られて熱延コイルとなります、次は熱間圧延で生まれた薄板を常温のまま、圧延機でさらに薄く均一に延ばし、精度の高い薄鋼板を作ります。
2階から下の様子を見ていましたが、かなり遠いのに、鋼板の熱が顔まで伝わってきました。
圧延プロセスのイメージです
バスに戻り、京葉分室の山田さんだけはなぜか袖と手がすごく汚れていました。手に触った鼻まで黒かったです。皆に大笑いされちゃいました。
一つの都市のような敷地に入り、とってもインパクトがある現場を見学できていて、本当に貴重な体験でした。(。→∀←。)
番外:
京浜営業所で昼ご飯を食べて、ついでに営業所内も案内して頂きました。
営業所の屋上にゴルフができるように設置しています。昼休憩中、よく利用されているそう、仕事と運動両立できていて、幸せな職場ですね。
▼ 京浜営業所で仲良く交流している風景です