蒲田工業株式会社蒲田工業株式会社 kamata industry Co.,ltd

Kamata Industry Co.,ltd.

営業スタッフのブログ
蒲田工業株式会社 ブログイメージ
営業スタッフのブログ 「私たちにお任せ下さい!」
営業スタッフのブログ

蒲田工業における安全への取組

DATE2012.7.30 CATEGORY社内イベント

営業推進部の飴本です。



今回は蒲田工業における安全への取組についてご紹介いたします。



 まず全国、全産業における労災の発生状況統計です。




 次に死亡災害です。



いずれも厚生労働省労働基準局安全衛生部安全課作成の統計資料によります。

厚生労働省では

「職場のあんぜんサイト」


というホームページを運営しており、各種統計や、化学物質規制などについて情報発信されています。なかでもヒヤリ・ハット事例は事例数も豊富で大変参考になります。

 「職場のあんぜんサイト」





私たち蒲田工業の業務においても、従来から行っているベルトエンドレスだけでなく機器据付や、クリーンブースの設営、塗装、配管など様々な工事を行うことが増えてまいりました。施工件数の増加と共に、事故発生の可能性も増大致します。
ひとたび事故が発生すれば、発注主であるお客様にご迷惑をおかけすることになりますし、社員やその家族もつらく悲しい思いをしなければなりません。

   


事故を防ぎ安全に工事を行うために蒲田工業では次のような取組を行っています。

 ① 会社の経営方針として安全第一を徹底する。

蒲田工業では社員の行動指針として「効率・収益よりも安全を優先し、常に『安全第一、効率第二』の姿勢を貫く」とあります。
工期が短い工事や、運転再開スケジュールが定まっている工事など、場合によってご迷惑をおかけするケースも発生しますが、何卒ご理解頂けますようこの場を借りてお願い致します。
もちろん、事前準備の徹底や、本工事中のスケジュール管理を適切に行うことで遅延が発生しないように努めています。





 ② 安全委員会を組織し安全に関する社内指導を行う。

現場作業経験、工事管理・監督経験の豊富な社員を選任し、安全マニュアルの作成や、マニュアルに基づいた指導、後述するヒヤリ・ハット事例のヒアリング及び情報共有を図っています。
また年に1回安全大会を実施しそれら取組について発表するとともに安全に対する意識向上を担っています。

 安全大会の風景 








 ③ ヒヤリ・ハット事例の共有

各種工事を施工する場合、必ず工事前に「工事内容事前確認書」の提出を義務付けています。「誰が、どこで、いつ、どのような」工事にあたっているのか、所属する営業所長だけでなく経営陣もいつでも確認できる体制をとっております。
完工後ヒヤリ・ハット事例が発生した場合は、必ず全社員が閲覧できるようにグループウェアで情報の共有を図っています。ヒヤリ・ハット事例の内容が更に深堀する必要があると判断された場合、安全委員会が担当者にヒアリングし、同種の事例が発生しないように今後の対策をともに講じるとともに、検討結果について社内で周知します。





有名な「ハインリッヒの法則」に基づき、重大災害を未然に防ぐためには、いかにヒヤリ・ハット事例を防ぐかが鍵になることをこうした取り組みを通して社内に根付かせています。

 ※ハインリッヒの法則とは
ハインリッヒの法則とは、米国のハインリッヒ氏が労働災害の発生確率を分析したもので労働災害における経験則の1つであり、1つの重大事故の背景には、29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するというもの。


 ④ 事前提出書類の作成、提出を徹底

お客様からの提出要求いかんに関わらず、蒲田工業では、作業員名簿の他に施工手順書危険作業実施計画書の作成、提出を行っています。
事前に工事内容を把握し、作業員にも周知させることで、リスクアセスメントを行い。現地のKY活動と合わせ事故防止に役立てています。作業手順を事前に精査することで実際の工事においても効率向上を図ることができ、工期、コストの削減にも寄与します。

※ 2m以上の高所作業や酸欠危険作業、玉掛けを伴う重量物の搬出入作業などを危険作業に定めています。



 ⑤ 有資格者の配置

上記の危険作業の施工等にあたっては必ず有資格者が作業・監督にあたります。

蒲田工業社員が有する主な資格は次の通りです。

職長・安全衛生責任者
研削といし取替え業務技能講習者
クレーン、玉掛け技能
酸素欠乏危険作業主任者
有機溶剤作業主任者技能講習終了取得
特定科学物質等作業主任者技能講習終了取得
管工事施工管理技能士
石綿取扱作業従事者特別教育終了







全ての取組に特別なものはありません。


工事規模の大小に関わらず、これらの取組の徹底こそが無事故をつくりだせるのだという意識を社員及び関係者全てが持つことが何より重要だと考えています。





蒲田工業ホームページ


KAMATAクリーンブース専門サイト

カテゴリ一覧 カテゴリ一覧

月別記事一覧 月別記事一覧

最新記事一覧 最新記事一覧