中堅社員研修
営業推進部の渡辺です。
先週の金曜日に中堅社員研修が富士事業所で行われました。
以前より行っていた中堅社員研修の参加者を再編し、開催されました。
参加者は蒲田社長・久保常務をはじめとする各部署の代表18名。
【強みを活かす・強みを創造する】というテーマで議論しました。
蒲田社長・久保常務に開会にあたって一言ずつ頂きました。
(社長)『まずは現在の強みを認識し、それをもとに新たな強みを作り上げていきましょう』
(常務)『現在の強みが市場に合致しているか、
お客様や市場のニーズを聞きもっと強い強みにしましょう』
伊藤副本部長指揮のもと【現状における蒲田工業の強み】について各営業所から持ち寄った情報を発表しました。
社員が考える【現状における蒲田工業の強み】
・優秀な仕入先様
・情報の共有体制
・ホームページ
・ソリューション事例
・自社ブランド
・レスポンスの良さ などなど
各営業所から我が社の強みについて、
同じようなものを省くと20項目以上の強みがでてきました。
その中でどれだけの強みを活かせているでしょう。
改めて考えてみると、強みを活かして仕事を進めていますが、
活かしきれている強みはそうはありません。
せっかくの他より優れた点がもったいないです。
続いて【各営業所の強み】について、それぞれが発表しました。
・鉄鋼、印刷、食品、機械など顧客構成は幅広い。
・営業エリアが広く、売り込むお客様の数が多い。
・近くに優秀な仕入先様(短納期、高品質、低価格、対応力)
・所内の雰囲気が良い
・お客様が近い、地の利が良い
・工事における現場管理能力、顧客からの信頼度 などなど
社長より、『強みは、お客様に選ばれる条件となって初めて意味があるのではないか』
とコメントを頂きました。
ライバル他社との競争で、他社にはできないことを実行し仕事を勝ち取ったときに、
「我が社では実行できた」それこそが強みだったのではないかとも思いました。
続いての議題は、参加者個人の【自分自身の強み】についてです。
開始にあたって、久保常務よりランチェスター戦略についてお話がありました。
ランチェスター戦略とは・・・もともとはランチェスターという人が戦争から色々調べて
戦略の法則を見出し、それを後に別の人が販売戦争の戦略に置き換えたもの。
強者と弱者の立てるべき戦略があり、それは全く別のものである・・・とのことで、
興味ある方は調べてみてください。
参加者個人の【自分自身の強み】をひとりずつ話しました。それぞれの持ち味を語りましたが、
自身では気が付いていない個人の強みを知る為、ひとりひとりの強み(良いところ)を皆で出し合いました。
本人がその場にいると出にくいとの意見から、その間は隣の部屋に移動してもらいました。
真面目、一生懸命、思いやりある、へこたれない、相談しやすいなど
直接言われたら非常に照れくさい意見が飛び交いました。
自分の番では、何をいわれているかドキドキでした。
今回の研修では我が社、我々の現段階での強みについて議論しました。
改めて考えると他社では簡単にはまねできない【強み】をたくさんもっていることを認識するとともに、それを活かしきれてないことを再認識できた良い機会だったと思います。
ただあるだけの強みならば飾りでしかありません。活用し結果をだせて初めて強みと言えます。
我々の考えている強みはお客様にとっては本当に有益なものかも再度見極めることも必要です。
強みを最大限に活かせられる仕組みを皆で作り上げていきましょう。
次回は10月に開催予定です。参加された方々お疲れ様でした。