工場見学 江北ゴム製作所様
営業推進部の飴本です。
仕入先様とのコラボレーション力強化取組活動第四弾として、株式会社江北ゴム製作所様を訪問致しました。
(画像クリックすると 株式会社江北ゴム製作所様ホームページ を閲覧できます)
↓ ↓
製作の現場を見学し、【 お客様に喜んで頂ける提案ができるようにしよう! 】という仕入先様工場見学企画も4社目となりました。
株式会社江北ゴム製作所様はプーリ、ロールなどのゴムラギング施工、タンク類のゴムライニングをはじめ各種ゴム型物製作やコーティング、コンベアベルト加工など幅広く手掛けられています。
今回は東京工場営業部山口様に工場内を案内して頂きました。
お忙しい中ありがとうございました。
会社・工場概要、生産品目などについて、ご用意頂いた資料にそって説明をお聞きした後、工場を見学しました。
ゴムライニングの工場ということで階段や通路の至る所がこのように、ライニングされています!
ロールへのゴムライニング(ラギング)の製作工程に従ってご紹介します。
スタートはゴムの配合、混練、シート成形工程。
用途や目的に合わせ、硫黄やカーボン、老化防止剤などをブレンドしライニング用未加硫ゴムシートを製作します。(この段階ではまだシートに弾性もほとんどありません)
昨年新たに導入されたブラスト室。基材の古ゴムを剥がし、密着力を高めるための下地処理を行います。
ブラスト、脱脂処理を終えたロールにプライマーを塗布後、未加硫ゴムシートを巻き付け、圧力釜で加硫(この工程で架橋反応が起こり、分子結合することで弾性を持ったゴム状態となります)
ゴムの種類や製品サイズによって釜は使い分けられ、加熱時間、温度もそれぞれ設定されます。
このあと、必要に応じ研磨を行います。
検査をした上で国内外へ出荷されます。
左のロールは耐蝕目的のため、ロール側面までライニングされています。(研磨前)
右はダブルヘリカルラギングロール。
突合せ部も大変綺麗に処理されていました。
表面に使われている溝付きゴムシートは山梨の富士工場で成形されています。
この2点はセラミックロールです。
耐摩耗性、グリップ力に優れたロールで、発電所や製鉄所、採石場などの過酷な現場で使用されます。
ゴムライニング仕上がり品です。複雑な形状や、大型の製品にも対応可能です。この2点は共に耐蝕目的で内面にライニングされています。
こちらはゴムコンベアベルトのエンドレス加工、および桟付加工品です。
特殊形状桟の型物製作も自社で行われています。
これらはマントルといい、巻き蒸し成形に芯材として使われます。
大径ゴムホースや大型シュート、長尺製品など製作する際に用いられます。
江北ゴム製作所の皆さま、まことにありがとうございました。
製作までの流れが良くわかりました。
また、各工程での仕上げの丁寧さが大変印象に残りました。今回の見学で大型製品への対応力や、高度なライニング技術を持たれていることが改めて分かり、当社の営業にとって大変心強い武器であると再認識しました。
積極的に全社で提案し拡販に努めます。 今後ともよろしくお願い致します。
~工場見学シリーズ~![]() ![]() ![]() |
蒲田工業ホームページ
KAMATAクリーンブース専門サイト
表面処理ガイド