工場見学 クオドラントポリペンコジャパン様
京浜営業所 内藤です。
仕入先様とのコラボレーション力強化取組活動 第五弾 として、
クオドラントポリペンコジャパン株式会社 平塚製造所様を訪問致しました。
製作の現場を見学し、【 お客様に喜んで頂ける提案ができるようにしよう! 】という仕入先様工場見学企画も5社目となりました。
クオドラントポリペンコジャパン株式会社様(↓画像クリックするとホームページ を閲覧できます)
クオドラントポリペンコジャパン株式会社は、MCナイロン®をはじめとするエンジニアリングプラスチック素材のメーカーである日本ポリペンコ株式会社様と、超高分子量ポリエチレン(ソリジュール®、タイバー®)をはじめとするクオドラントイーピーピージャパン株式会社様が統合して発足したエンジニアリングプラスチックのリーディングカンパニーです。
工場入場に先立ち、今回ご案内頂いた東京支店 石井支店長様、重見様と会食
平塚製造所 吉田所長様、宮尾様、佐藤様、中江様から会社・製造所概要、樹脂の製造方法などについて講義頂きました。
こちらの平塚製造所ではMCナイロンとポリアセタール(POM)を主に製造されているとのことです。
講義の中で、どのような化学反応によって樹脂ができるか詳しく解説して頂け、大変勉強になりました。
写真撮影禁止ということで、生産ラインの画像はありません。ご了承ください。m(_ _)m
工場見学では、 MCナイロンの注型工場とPOM板、丸棒の押出し工程、アニーリング(熱処理を行うことで、樹脂内の内部応力を取り除く工程です)、金型保管庫、検査、出荷工程を順に案内して頂きました。
POMが押出され製品が生産されていく様を間近で拝見することができ、感動しました。
押出しの速度は厳密に管理され、社外秘だそうです。
検査試験室では各種試験機について説明頂きました。
様々な樹脂の曲げ、引張り、圧縮、弾性、衝撃などを試験されるとのことです。
こうした検査をしているからこそ、お客様のご用途に対して最適な材質を自信を持って提案できると力強く説明されました。
最後に行われた質疑応答の中で、海外製品との違いについてお聞きしました。
安価な海外製品との大きな違いは品質だということです。
原材料は同じでも純度や化学反応といった管理が十分でないと、出来上がる製品の品質には大きな差ができるそうです。
今回の工場見学でもクオドラントポリペンコジャパン様が厳密な品質管理体制をとられていることが理解できました。
今回の工場見学で学んだことを活かし、ポリペンコ様の製品を積極的に提案し、販売拡大に努めます。
貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。
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