営業推進部 中山課長取材記
営業推進部の満行です。
先日、営業推進部の中山課長を取材させて頂きました。
血液型 A型
星座 しし座
趣味 サッカー観戦、応援・料理・掃除
好きな食べ物 蕎麦・かつ丼・お鍋・牛丼・梨
社歴 14年目
Q: 主な仕事の内容を教えてください。
HPを拝見して頂いたお客様からのお問合せ(電話、FAX、メール等)の対応をしています。
また、商品情報や製作可能な仕入先様情報といった社員からの相談への対応や、仕入先様(新規既存問わず)の営業提案への応対も行っています。
メーカーさんから提案された、展示会で見つけた商品情報を社内にアナウンスすることや、そうした商品をどのように営業展開してくか企画することも大事な仕事です。
常にアンテナを立て、必要な情報を必要とする人へ向けて情報発信しています。
Q: 今までの仕事の中で一番印象に残ったことは何ですか。
入社して1年も経たない頃に担当しているお客様から紹介頂き、県外の別の工場に大型の防塵・防爆ブース設置する案件を受注したことです。
現在は、設計から製作、設置工事まで社内の体制がきっちり整っていますが、当時は専門部署もなく、ブースの設計ができる社員も一人だけで、組み立てや設置工事は営業スタッフが自ら行わなければなりませんでした。
また、クリーンブースは設計ミスなどがないか確認し、現地での工期も短縮するために、事前に仮組を行います。
当時の工場は今より作業スペースも小さく社内で仮組を行うことができませんでした。
そのため、仮組スペースを社外に借りて作業を行うことになりました。
仮組作業に入ると細かい設計ミスや部材の加工ミスが相次いで見つかり、なかなか思うように進みませんでした。
先輩にも手伝ってもらいましたがそれぞれ自分の仕事もあるので、納期に間に合わせるために土日も関係なく毎日遅くまで一人残って作業する日々が続きました。
何とか修正なども終え、一旦解体し、部材を梱包し、施工現場に向けて発送しました。
現地での施工がスタートしましたが、いかんせん初めての大型工事案件で経験値も低く、取り掛かったものの全体の段取りなどが全然把握できていませんでした。
その上現場では我々以外にも複数の工事が行われ作業しにくく、予定通りに進捗していきません。
富士営業所のスタッフだけでは到底間に合いそうもなく、途中から急遽埼玉、神奈川の営業所からも応援に来てもらって工事を進めました。
仮組で万全の準備をしたはずなのに、部材が破損していたり、ネジが足りなかったりといったトラブルも発生し、結局予定の工期に間に合わせることができませんでした。
お客様をはじめ関係各所に迷惑をかけてしまいました。
本当に人を動かす難しさ、間に挟まれて対応する難しさを学びました。
Q: 新規の営業活動において、努力している点がありましたら教えてください。
敏速に的確な情報提供を心がけています。
多くのお客様から電話やメールでお困り事の相談を受けます。
対応のスピードを上げるために、棚にある資料はもちろんPC内のフォルダーの整理を常に行い、目当ての資料がすぐ取り出せるようにしています。
「机の上や棚はシンプルにわかりやすく」を意識していますね。
メールでのお問合せの場合は、5分10分と考える時間がありますし、お応えする前に準備が出来ますが、電話での場合はそういうわけにはいきません。
待ったなしで、その場でお客様が抱かれている問題をある程度解決しなければなりません。
もちろん電話の後で現地に赴き、装置を見せて頂いた上で解決策を提案することも多くありますが、呼んで頂けるレベルまで信用、信頼してもらえるかどうかも最初の対応次第です。
電話でお話ししながら、モニター2台を駆使し、1台はお客様の情報をホームページなどで確認、所在地や業界、製造品目を把握します。
もう1台でお客様のお困りごとについての情報を調べながら、資料を呼び出していきます。
電話を終える頃には開いた資料でモニターや机の周りがいっぱいになっています。
一つの商品に囚われず様々な商品をご提案できる、いろいろな業種、業界で実績や経験を積み重ねている、という蒲田工業の強みを電話やメールを通して感じて頂き、相談して良かったと思って頂けるよう日々努力しています。
Q: 仕事のやりがいは何ですか?
解決することが難しい案件などを乗り越えた時にやりがいを感じます。
メーカーではないので、手法も様々あるし、複合したサービスの提供が出来ます。
新規のお客様にも、既存のお客様の様にトータルコーディネートを任せて頂けるような、信頼関係を築き上げることはやりがいでもあるし、目標でもありますね。
例えば、お客様から10の宿題を頂いたとします。
最初の段階では、5つしか答えを出せなかったことでも、フォローしてく中で10に対して15さらにはそれ以上の答えを出していくことで信頼して頂けるようになっていきます。
最終的にお客様に任せてもらえることが仕事のやりがいですね。
Q: これからの目標を教えて下さい。
当面は、解決できる様々な商品や技術の開拓と、それをフルに生かした提案をしていくことですね。
技術面や商品面でも必要な知識を身につけて、一歩進んだ提案をしていけるように日々努力していきます。
部署としての目標は営業推進部発信からの顧客化を強化していくことです。
お問い合わせ頂き、1回は受注できてもその後が続かない、お問い合わせ頂いた商品からの展開が進んでいかないというお客様に対して、各営業所と連携し、再提案、深耕、顧客化を進めていきます。
個人的に持っている大きな目標は、担当先を持っている営業スタッフに負けない売上、利益をこの新規専任という条件下であげていくことです。
Q: プライベートはどのように過ごしていますか。
朝から晩まで次男のサッカー応援かオフ日は家の掃除をしています。
料理を作ることは好きですね。
基本的に冷蔵庫の中にある食材を使用して料理しますので、冷蔵庫内がすっきりしますね。
中山課長のインタビューは以上です。
「待ったなしで、その場でお客様が抱かれている問題をある程度解決しなければなりません。」「敏速に的確な情報提供を心がけています。」と話していましたが、メールやFAXのお問合せよりも特に電話でのお問合せが多いのが現状です。普段の仕事でも電話での対応のスピードを上げ、お客様との信頼関係を築き上げるために様々な努力をされている姿が印象的です。
取材させて頂き、ありがとうございましたm(_ _)m