工場見学 冨士レジン工業様
営業推進部 飴本です。
仕入先様とのコラボレーション力強化取組活動 第八弾として、
冨士レジン工業株式会社富士工場様を訪問致しました。
冨士レジン工業株式会社様ホームページ http://www.fujiresin.co.jp/index.html
製作の現場を見学し、お客様に喜んで頂ける提案ができるようにしよう!という仕入先様工場見学企画も8社目となりました。
冨士レジン工業様は耐食技術のスペシャリストとして、タンクなどの各種耐食FRP製品の製造、フレークライニングを中心に耐食、防食ライニングを様々なプラント設備に施工をされています。
今回はFRPタンクが実際にどのように製造されているか見学させていただきました。
見学会をコーディネート頂いた東京支店営業部 遠藤様
案内頂いた 富士工場 大友副工場長様、設計部 浅野部長様、
富士工場営業部 土屋様
当社を代表して工場見学会リーダー田村副本部長から挨拶
さっそく帽子をお借りして工場見学スタート
これらが基材となる繊維です。
FRPとはFiber Reinforced Plasticsの略で、繊維強化プラスチックスのことです。
耐食性などに優れた合成樹脂をガラスなどの繊維で強化した素材であり、軽量で腐食に強く、加工性に優れています。
樹脂材としてはビニールエステル、エポキシ、ポリエステル、
繊維としてはガラス、カーボン、ポリエステルなどが用途や条件によって選定、組み合わされます。
これらはタンクなど円筒形製品の型です。
こちらの型に樹脂と組み合わせながら繊維を積層していきます。
直径が3mを超える大型タンクもこちらの工場で製作され、全国のプラントに向けて出荷されています。
大変薄いのですが、非常に高い強度を持っています。
使用条件、荷重の掛かり方などによって、厚みの最適化も必要です。
季節によって、温度や湿度が変わりますが、それによって樹脂の硬化時間、乾燥時間も変動するので、高い品質を実現するには硬化剤の配合比率などノウハウの蓄積が不可欠とのことです。
こちらはローリー車のタンクです。
金属製のタンクに比べ約2/3の重量となり、燃費向上などに大きな効果を発揮します。
見学中も、見学後も参加者から多くの質問が飛びました。
販売している製品がどのようにして作られるか、じっくり学ぶことができました。
今後お客様に製品説明をする際にも間違いなく役立つ経験を得ることができました。
冨士レジン工業の皆様、お忙しい中誠にありがとうございました。
今後とも参加者をはじめ全社で拡販に努めてまいります。
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