熊本ボランティアに参加させていただきました
新入社員の齋藤です。
5月25日、26日に熊本県益城町のボランティアに参加させて頂きました。
善太郎さんと新入社員3名で行って参りました。
益城町にある熊本営業所前での写真です。
左から齋藤、青田、下田、善太郎さんです。
建物の壁が一部剥がれています。
町内には倒壊している家屋が数多く見受けられました。
そんな中でも住宅の前では「頑張ろう熊本」の文字や支援者に対する感謝のメッセージを多く目にしました。
このような状況下でも前を向き、感謝の気持ちを忘れない被災者の方々に心を打たれました。
益城町災害ボランティアセンターは4月21日より井関熊本製造所様グラウンドに設置されております。
5月26日時点で1万3千人ほどのボランティアが参加されたそうです。
ボランティア参加の為に受付で登録をします。注意事項の説明を受けた後、ニーズ(作業依頼)とボランティアのマッチングが行われます。
「作業場所、内容、人数」が伝えられ、ボランティアの中から挙手制で選ばれた者でチームが作られます。
そこでリーダーを決め手順を確認し現場に向かいます。
ニーズは個人住宅での家財、瓦礫の撤去作業が多いように思われました。
1日目は集積場での作業を行うことになりました。
集積場にはガラス類、家具、柱などの木材、家電製品、布団、ブロック、瓦などが運ばれてきます。
私は木材をトラックから降ろす作業を担当しました。
集積場の様子です。
こうしてみるとただゴミが積み上げられているだけのように思えます。
ですが実際は被災者の方々の生活を支えていた物や思い出の物であり、それを失った方々のことを思うと胸が痛みました。
2日目は個人住宅に伺い、破損した家財、瓦礫の撤去作業を行いました。
初めて町内を見たとき、片付けるだけで相当な月日を要すると思いましたが、
実際に自分で体力と時間を使いやってみると、より一層その深刻さを身をもって知りました。
ですが、あるお宅で「少しでも片付くことで気持ちが前に進んだ」という言葉を頂けた時は非常に嬉しかったです。
私は被災地のニュースを見ても、その後には日常の環境に戻ってしまい、他人事で終わってしまっていました。
ボランティアに参加することは単純に一時的な労働力としてだけではなく、被災地と自分の今後を考える上でも非常に価値のあることだと感じました。
今回ボランティアに参加させて頂いたことで、少しでも被災地の方々のお力になれたのなら幸いです。
これからも自分に出来ることを考え行動していきます。