広島県立尾道北高等学校の生徒さんが企業訪問に
営業推進室の満行です。
先日、広島県立尾道北高等学校の生徒さんたちによる企業訪問が本社で行われました。

今回の企業訪問の目的は、広島県立尾道北高等学校の生徒さんたちが、1年次から課題学習として取り組んでいる「不良品を市場に出さない」というテーマに対して企業が実際行っている取り組みについて話を聞くというものです。
彼らは、これまで文献やインターネットで情報収集を行い解決策の提案をすることを目標に取組んでいるとのことです。事前に頂いた質問事項をもとに蒲田工業のこれまでの実績を踏まえ、課題解決に至るまでの取り組みについて話をしました。
蒲田工業では、そもそも不良品を発生させない仕組みを製造工程でどのように作るかをお客様と相談しながら提案することを心がけています。
現場密着型の強みを生かし、どうして不良が発生するのかを見極めた上でそれを発生させないように対策することを解決策として提案しています。
「出来てしまった不良品を市場に出さないようにする対策を考える前に、【不良品が出来ないようにする】事に努力しなければならない」という考え方が生徒さんには新鮮だったようです。

https://www.kamata.co.jp/html/solution/case/id-01414.html
自社ブランド商品として設計、製作しているワンタッチカプラーの採用事例です。
自動車メーカー様の検査工程でホースの径や接続形状がどれも似通っており、たびたび接続ミスが起こってしまいお悩みでした。
ボディを着色アルマイトで色分けすることで、一目で判別できるようにしました。塗装やテープ貼による色分けに比べ色落ちしにくく、識別が容易になったと評価頂きました。こうした判別しにくい工程において色分けは、タクトタイム削減にも効果があったとお客様に喜んで頂きました。

▼企業訪問の様子



企業訪問を終え、最後に生徒さんたちから感想を頂きました。
●吉田さん
具体的に企業の話を聞くことができて今後の参考になりました。今回はこのような機会を頂きありがとうございました。
●木野本さん
訪問する前は、インターネットで調べた情報だけの理解に留まっていました。
実際に訪問させて頂き話を聞くことで分からないことがその場で解決でき、理解を深めることができました。
●濟木さん
「不良品を市場に出さない」という課題に対して、疑問に思っていたことが今回貴重な時間を頂き実際の会社様の話を聞くことで解決できて良かったです。
今回は、企業訪問の一環として数ある会社様の中から『蒲田工業』を選んで頂きありがとうございました。課題解決のお役に立てたのであれば幸いです。
多数の実績、経験に裏打ちされた提案力、コーディネート力、課題解決能力を強みとして、蒲田工業では、1921年創業以来、各種製造業の生産現場に密着し、ものづくり現場での様々な製品、サービスを提供いたしております。
▼集合写真
