エンジニアリング部 石川主任取材記
営業推進部の満行です。
先日、エンジニアリング部の石川主任を取材させて頂きました。
血液型 A型
星座 獅子座
趣味 モータースポーツ(カーレース)、テニス
好きな食べ物 チョコレート
社歴 15年
Q: 主な仕事の内容をお聞かせください。
お客様の工場でのベルトエンドレス工事と、社内でのベルト加工作業が中心です。
社内加工では、製品として出荷するベルトの製作と、現場エンドレスの準備作業として行う加工の両方を行っています。
エンドレス以外のベルト加工としては、穴開け、桟付け、蛇行防止ガイド取付けなどがあります。
また、ベルト加工以外にフッ素樹脂チューブ被膜施工も行っています。
Q: 今までの仕事の中に一番印象に残ったことは何ですか。
社員旅行の前日に、お客様の工場で新規に導入した設備を稼働したところ、ベルトが何本か切れてしまうというトラブルが発生しました。
営業からの連絡を受け現場に急行し、徹夜で交換作業にあたりました。
朝6時くらいに何とか終えて空港に直行し、そのまま旅行に参加しました。
本当に作業が終わるかわからないという不安と徹夜作業の疲れから解放されて、飛行機の中も観光バスの中もずっと寝ていて、ほとんど旅行の記憶がありません。
唯一記憶に残っているのは、宴会で飲んだお酒が格別に旨かったことです。
― 失敗したことがありましたら教えてください。
若い頃の話ですが、交換用のベルトを車に積み忘れてしまったことがあります。
道具の積み忘れがないかは確認したのですが、肝心のベルトを忘れてしまいました。
幸いにも作業現場が自社から近く、すぐに取りに戻ることができたのですが、お客様にも営業担当者にも迷惑をおかけしてしまいました。
今では現場に行くときは確認作業を何回も行い細心の注意を払っています。
また最近社内で、逆に現場での忘れ物があるという指摘を受けています。
万が一お客様の機械に道具が挟まってしまえば重大なトラブルの原因になりかねないので、部員全体で忘れ物をしないように徹底して改善に努めています。
Q: 仕事のやりがいについてお聞かせください。
現場へ行き、持ってきたベルトの取り付け作業を行い調整して、仕上がった時にお客様が喜ぶ顔を直接見ることがやりがいに繋がっています。
数年前と比べるとお客様の工場で機械がフル稼働することは減ってはいるのですが、深夜にお客様から「ベルトが切れてしまった」と突発的に連絡が来ることがあります。
自分がいかないと機械が回らない、お客様が困っていると思うとテンションが上がります!
Q: これからの目標を教えて下さい。
新しくノビツールを導入したことでダブルフィンガージョイント加工という特殊な継手加工ができるようになりました。
スカイブやステップに比べ柔軟性が高く、一般的なシングルフィンガーエンドレスよりはるかに高い継手強度を持っています。
まずはより多くのお客様にこの優れた継手方法を知って頂いて浸透させていくことが目標です。
今までは現場でフィンガーエンドレスはできなかったのですが、今回の導入で現場でも作業できるようになりました。
導入に当たっては、機械の特性を把握することにちょっと苦労しましたが、習熟も進み精度の高い加工ができるようになりました。
ベルトの長寿命化につながる技術ですので、絶対にお客様に喜んで頂けると思っています。
Q: プライベートはどのように過ごしていますか。
モータースポーツです。
若い頃は、JAF戦のレースに出場し一年間全国を回っていたことがありました。
現在も趣味として休日、富士スピードウェイに走りに行っています。
石川主任のインタビューは以上です。
新しく導入したノビツールについてのお話が興味深かったです。
石川さんの話にもございましたが、ベルトの長寿命化につながる技術ですので、より多くのエンドレスに関するお困り事を解決できることを期待しております(^^)♪
取材させて頂き、ありがとうございましたm(_ _)m