蒲田工業株式会社蒲田工業株式会社 kamata industry Co.,ltd

Kamata Industry Co.,ltd.

営業スタッフのブログ
蒲田工業株式会社 ブログイメージ
営業スタッフのブログ 「私たちにお任せ下さい!」
営業スタッフのブログ
ホーム > 現場レポート

相模原/京浜営業所 中村所長取材記

DATE2014.8.25 CATEGORY現場レポート

 営業推進部の周です。


先日、相模原/川崎営業所 中村所長を取材させて頂きました。

2014akb_naka01.jpg

血液型:A型
星座:水瓶座
趣味:ゴルフ、映画鑑賞
好きな食べ物:肉と刺身(お酒に合わせて)
社歴:21年

Q:主な仕事の内容を教えてください。

相模原、京浜の2つの営業所を所長として統括しながら、プレイングマネージャーとして担当を持っての営業活動もしています。現在の担当は印刷関係と鉱山関係がメインです。採石、セメント、石灰といった鉱山関係では、コンベア、ベルト、ロール、クリーナーといった商品の販売と共に、ベルト点検や現場エンドレス、各種補修といった工事仕事も多いです。

Q:今までの仕事の中で、一番印象に残ったことを教えてください。

相模原が出張所から営業所に昇格した時は嬉しかったですね。当時の内規で昇格条件が「毎月コンスタントに500万の粗利を上げられること」というのがあって、相模原に入社した時から意識していましたし、所長就任時に目標にしていたので2年目に昇格できて本当に嬉しかったです。

― どのように500万の粗利が上げられるようになったのでしょうか?
とにかく新規に力を注ぎました。既存のユーザーさんだけでは限界を感じていたんで、新しいお客様を開拓すること、口座はあってもほとんど実績のないお客様へアプローチすることを、徹底して所員みんなで取り組み上げられるようになりました。

― 新規開拓って、難しくありませんか。
確かに簡単ではありませんね。どんな提案をするか、商品のセレクションも大事だし、営業トークでも言葉は選ぶ必要があるし、経験も必要だし。その中で自分が意識しているのは、常にキーワードは何か?ということです。いろいろ事前にキーワードを考え、織り交ぜながら話をしていく中で、ピクッと反応してもらえるキーワードを見逃さない、そのキーワードを軸に更に展開していく。こうしてお客様のお困りごとを引き出します。

― そこからどのように展開していくのですか?
ケースバイケースですが、反応があったキーワードに関連した商材やサービスをその時とか、次のタイミングで提案していく流れです。経験を積んでくると事前のシミュレーション精度は上がりますし、食品や鉄鋼、砕石といった業種ごとにある程度共通した課題っていうのもあるから提案内容もそんなに的外れになることはなくなってきます。そうして認めてもらえれば、次の段階として新しいお客様を紹介して頂けます。紹介して頂いて、どんどん人脈を増えてくると、相談を持ちかけられる数も増えていく。そこできっちり期待に応える。
基本的にはこの繰り返しです。その期待に応えるというのが一番難しいですけどね

2014akb_naka02.jpg

Q:今まで辛いと思ったことがありますか?

それはもういっぱいありますが、、一番はソーセージ小分け搬送装置の製作です。
入社当時の蒲田工業は扱い品目も限られていて、生意気だけど自分としては面白くありませんでした。なので、展示会に行ったりして新しい商材やサービスを拡げようとしていました。そんな中で今まで全く実績のなかったソーセージを小分けパッケージ用に搬送し自動仕分けする装置の設計製作を受注。ただ、こうした装置の受注自体が初めてで、タッグを組んでやってくれるメーカーもなかったので、実績のなかったメーカーさんと組んでやることになりました。
今だったら、そんなことはないんだろうけど、図面をチェックするとか、中間段階で実際に見に行って進捗状況を確認するだとかせずに、メーカーさんの「大丈夫だよ」という言葉に安心しきっていました。それでいざ現地で据付、試運転を迎えたら、これが全く使い物にならない(笑)にもかかわらず、この工場は24時間稼働で装置の稼働を見越して、既に仕分け担当のパートさんは配置転換されて一人もいないという状況でした。
ソーセージの生産は止められないので、当時の上司と二人で昼夜交代しながら機械の代わりに一本一本ソーセージを並べる羽目になりました。メーカーさんが改造、調整していくのをチェックしながら、相模原から遠く離れた山口県で休みなくずーっとソーセージ並べていました。
結局最初に作った装置は改造しても能力を満たせないという事になり、途中で見切りをつけて、構造から見直した装置を新たに設計・製作することになりました。メーカーさんも頑張ってくれて、2号機は試運転から順調で、無事引き渡しも終え、何とか1ケ月間で相模原に戻ってくることができました。先も見えない中、一晩中ソーセージ並べてた時はほんとに辛かった、二度とやりたくない経験ですね。

Q:お客様と接しているときに、心がけていることを教えてください

お客様からの見積り依頼やご注文の時に結構アバウトなものが多いです。型番や形式がはっきりしないとか、廃番になっているとか、スペックだけ指定されて選定は任されるとか。そんな時に分からないからお受けできませんというのではなくて、「これとこれが候補です」だとか「型番が製品のここに記載されているから確認して下さい」だとか「廃番になったその製品の後継機種としてはこちらです」という風に、できる限りお客様の調べる手間が少なくて済むようにしています。
あとお客様の生産ラインについてできる限り詳しく理解することは意識しています。防爆エリアだったら静電気が発生するものは使えないとかあるんです。ライン固有の注意点とか、生産スケジュール、繁忙期はいつかといったことも押さえてないといけません。
もう一つ大事にしていることは、お客様のところに行くときはまず元気に明るく笑顔で!ということです。お客様に「中村さんはいつも元気だよね」って言ってもらえるのは大事じゃないかな。

2014akb_naka03.jpg

Q:2つの営業所を所長として統括するようになってから、何か変わりましたか?

時間のやりくりには苦労しています。二つの営業所は距離的にはそんなに離れていないのですが、渋滞が多いので往復するだけで時間がとられてしまいます。自分の担当営業先への訪問回数にもやっぱり影響してきます。訪問回数が減って、そのまま何もしなければ数字も落ちてしまう。だから1回の訪問でなるべくしっかりお客様にインパクトを与えて、密度を上げるようにしています。訪問頻度が減ったと思われないようにと意識しています。

― 他には何かありますか
今までは所員と同行するときに、なるべくその所員の良さやカラーを前面に出して自分が提案したりするのはちょっと控えめにしていました。今は所員の数も増え、同行する機会や時間もどうしても限られてしまうので、あえて積極的に自分が率先して提案したり、お客様からヒアリングしたりしています。自分の営業スタイルを直接見てもらい「こういうやり方、切り口もあるんだよ」と特に若手社員には感じて学んで欲しいと思ってやっています。

Q:所長として、心掛けていることがありますか。

所員それぞれにキャラがあり、性格も違いますからね。そうしたキャラが活きるような配置を常に考えています。
それと所員には変に効率ばっかり求めるなって指導しています。一見効率が悪くても長い目で見ると、自分のスキルアップに繋がったり、経験が蓄積したりして、より高いレベルの仕事ができるようになることが多いんです。効率の良さだけを追求してしまうとせっかく得られるこうした経験が身につかなくて、結果としてポテンシャルが上がらない。新しいことへの取り組みは、すぐには数字に結びつくことが少なくて効率悪く感じられるけど、絶対に必要ですからね。



Q:最後になりますが、相模原営業所と京浜営業所をどんな営業所にしたいと考えていますか。

所長さんだったら誰でもそうだと思いますが、やっぱり一番成績を上げられる営業所にしたい。そのためにも所員が仕事に前向きに取り組んでいける環境をいつも作ってあげたいと思っています。



型にはめるのではなく、所員一人一人のキャラクターや良さを尊重されてるんだなあと感じました。
お客様に対して、代わりに手間のかかる調べものをしたり、生産ラインについて深く理解できるようにしたり、という積み重ねで信頼関係を築いてこられたのだということがとても良く伝わってきました。
また、自分の会話の中に、メッセージを盛り込んで言葉を選びながら、お客様の困っていることを引き出すことなど、非常に勉強になりました。


社員からのコメント
「とってもポジティブな方です。そのポジティブなところに助けられています。」
「とてもお客様との信頼関係が分厚いように感じます。」
「いつも温かく見守っていて下さる上司です。失敗しても落ち込まなくていいと言って下さるので、次こそはと、前向きな気持ちを芽生えさせてくれます。」
「常にシナリオを用意して、先へ先へと駒を進めていらっしゃるように感じます。一言で例えたら棋士かもしれません。」



蒲田工業ホームページ

KAMATAクリーンブース専門サイト

表面処理ガイド

クリーン事業部 百済課長取材記

DATE2014.8.18 CATEGORY現場レポート

先日、クリーン事業部の百済課長を取材させて頂きました。

kudara_01.JPG

血液型:    O型
星座:     おとめ座
趣味:     車、スノーボード、シュノーケリング、映画、海外旅行
好きな食べ物: かつ丼
社歴:     17年


Q.  まず、クリーン事業部としての仕事内容について教えてください

自社製造のアルミフレームを使い、お客様が求められるクリーン環境を提供します。
更に恒温恒湿環境を実現したり、環境改善に関する付帯工事を構築することも行います。いわば、環境コーディネーターという役割を果たしています。


Q.  クリーン事業部に異動したきっかけを伺ってもいいですか

クリーン事業部に来る前は、関東営業所で主に印刷会社様を担当し、ベルト販売を中心に営業していました。
そんな中、新規事業のアルミフレームプロジェクトが立ち上がり、そのプロジェクトの一員として活動することになりました。そこではじめてアルミフレーム事業と出会ったのですが、その可能性に大きな魅力を感じました。
それからは、関東営業所の仕事をしながらアルミフレーム事業にも、積極的に参加を続けました。クリーンブースの実績を重ねていくうちに、プロジェクトが専任部署として正式に昇格することになりました。それまでの取組姿勢を評価してもらえ、クリーン事業部の立ち上げメンバーに選ばれました。


Q.  蒲田工業としては新規事業、業界では新参者だったと思いますが、どのようなことを意識して仕事をしてこられましたか

クリーン事業部は営業品目がクリーンブースに特化されています。
特化しているからには、深い専門知識が求められます。そして、何よりも意識したのは、スピード対応です。
クリーン事業部にメンバーが入ったら、必ず「スピード=信頼」であるということを伝えます。
問い合わせを頂いたら、まず一報を入れるようにしています。同業他社のどこにも負けないスピードを常に意識しています。

― 成約率がUPしていますよね?

近年、クリーン事業部の対応力が上がってきていると感じています。それは、クリーン事業部メンバーの知識レベルや技術レベル、協力会社のレベルが上がってきているからだと思います。
今では、様々な実績を重ねたことにより提案力と施工力が強化され同業他社との違い、優位性を生み出せています。
提案においては、お客様に早い段階で、ブースの完成イメージをいかに具体的に把握してもらえるかを意識しています。
価格競争力も発足時から比べるとかなり上がっています。こうした努力により、成約率も上がってきています。これらが形になった良い例が、去年の半導体製造業様での案件です。

― どのような案件でしたか?

あの案件は、クリーン事業部として最大規模、5000万円を越える仕事でした。
お客様から見積依頼を頂いた日に即座に電話し、次の日には訪問しました。このスピード対応に先方も驚かれていました。そして、打ち合わせにおける対応力も活き、この大きな仕事を依頼して頂けることになりました。

kudara_03.JPG


Q.  半導体製造業様の他にもたくさんの案件を抱えていると思いますが、仕事で心がけていることはありますか

案件は常に20~30件抱えていますが、どの案件も要望や仕様を高い次元で実現しなければなりません。時間には限りがありますので効率良く行動することを心がけています。すべての案件情報を進捗状況の整理をしながら頭に入れて動いています。
施工において心掛けていることは、しっかりと段取りを組むこと、信頼できる社内スタッフや協力会社の方との役割分担の明確化です。私自身がずっと現場にいられる訳ではないので、情報を共有し、ポイントポイントでしっかりと舵取りを行っていきます。お客様に信頼感や安心感を持っていただきながらも、次の案件を追いかけていかなければダメです。


Q.  たくさんの案件を抱えている中で、今までで印象に残った仕事はなんですか

印象に残っている仕事はたくさんありますが、やはり28歳の時に行ったフィルムメーカー様のアメリカ工場での工事ですかね。
この案件が、クリーン事業部として初めての案件でした。工事内容としては、防爆仕様のブースで、大きさはW6m×L5m×H3.5m、W4m×L3m×H6m、W5m×L5m×H3mの3ブースの設置施工で大変大きい金額でした。高さのあるブースでしたので、富士にある協力会社様で鉄骨の架台を組んで、その鉄骨にアルミフレームを抱かせる構造にしました。準備から出航まで4か月、現地の工事4か月の長期間に渡る工事でした。

― 苦労した点はありましたか?

現地での工事で苦労したのは、アメリカでは雇用確保の関係で実作業には、現地の作業員を使わないといけないという決まりがあったことです。
日本人はあくまでスーパーバイザーの役割として現場に入らないといけませんでした。日雇いでの作業員もたくさんいますので、その日その日で現場の作業員が変わるので、頭だけはしっかりと立ててもらい、工事が潤滑に進むようにしました。
精密なものを使うのが得意ではない現地の方々は、蒲田工業が扱っているビス等の小ささに驚いていました。そのような環境だからこそ、一つ一つの作業を根気よく教えていくのが大切だなと感じました。
夕方その日の作業現地終了し作業員が帰ったら、その後に私は残って夜間作業として、連日、送液配管の工事を行わなければならなかったのを覚えています。吹きさらしの中で気温は氷点下でしたので、すごく寒くてつらかったですね。(笑)
日本で準備した製品が、いざ現場で据付けようとしたら合わないこともありました。その時は急遽、現地の業者様やホームセンターを紹介してもらって対応しましたが、やっぱり、かなり大変でした。
日本では、すぐに対応できることがアメリカでは本当にそれが難しかったですね。事前準備の大切さも痛感しましたね。
それと同時に、調整役としてお客様の思想と設計会社の思想をすり合わせることの大切さも勉強になりました。アメリカでのこのような経験があったからこそ、今ではどんな案件でも自信を持って対応できるようになりました。
この工事が、今の自分の基礎になっています。
アメリカの仕事は過酷で、常務が応援にアメリカへ来てくれた時は、思わず泣いてしまったり(笑)しましたが、(ホントに過酷でしたから・・・)終わった時は、非常に達成感がありました。


Q.  クリーンブースの営業マンとして色々な経験が今に生きているのですね
では、最後に部門長としての仕事内容や、やりがいについて教えてください。


部門長としては、部下が仕事のしやすい環境をつくることを考えています。
仕事のしやすい環境とは、私がクリーン事業部という組織としてやるべき仕事を理解するように道筋を示した上で、明確な目標設定をし、クリーン事業部の将来像、成長目標を各員が共有できるものだと考えています。
その環境の中で一人一人が仕事自体にやりがいを見出すことができるように意識しています。また新たな仕入先様の構築も、クリーン事業の部門長として大事な仕事だと思っています。
クリーン事業部の立ち上げ当初からの目標の一つに、エリアごとに担当を設けるというのがありました。
今、一人一人に力がついてきたので、その目標が達成できています。信頼できる営業マンがいることは本当にありがたいです。
一番のやりがいはやはり、部下の成功ですね。部下が育っていき、成功事例を作ってくれる。一人で全国行脚していた頃から比べたらこれほど嬉しいことはないです。


以上、百済課長のインタビューでした。

百済課長をインタビューしていて、クリーンブース・クリーン事業部にかける想いが強く伝わってきたこと、そして、本当に仕事が好きなんだなと感じました。
私の中で、最も印象に残った言葉は、「スピード=信頼」です。これを実践することにより実績に繋がった経験談も聞くことができ、いかに早くお客様へ対応するかの大切さを教えていただけました。




蒲田工業ホームページ

KAMATAクリーンブース専門サイト

表面処理ガイド.com 

製紙工場様での見学レポ

DATE2014.8. 8 CATEGORY現場レポート

 営業推進部の周です。


先日、富士市内の製紙工場で行われている工事を見学してきました。


今回見学させていただいたのは省蒸気化工事の中心となるタービュレーターバーと固定式サイフォンの取付け作業です。

▼ 工事の一部分です

IMG_3955.JPG

▼ 中の様子を覗いています

IMG_3948.JPG

▼ 作業風景 (シリンダードライヤーのサイズΦ1524×2550w)

IMG_3943.JPG

巾460mm×280mm(楕円形)マンホールを通り、中で作業します。
蒸気ドラムの内壁にタービュレーターバーを取付けます。

▼ミニタービュレーターバー

IMG_3958.JPG

IMG_4118.JPG

IMG_4126.JPG

中での作業時に、外の音は全く聞こえないそうです。
とにかく狭い空間での作業ですから、通常2人で効率良く作業しています。
1人だけでの作業は安全対策の点から行いません(;_;)


IMG_3979.JPG

IMG_4049.JPG

狭いだけでなく、とても暑いのでスポットクーラーで冷風を送り込んで作業を進めます。
それでも暑いので作業員はみんな汗だくです。(>_<)

私と後輩も入らせてもらいました。

▼ 準備完了

IMG_4145.JPG


▼ シリンダードライヤー内の入る途中

IMG_4159.JPG

IMG_4163.JPG

ようやく中に入れました!外から見ている以上に大変で、すぐ出たくなりました(T_T)(T_T)

体格の良い男性作業員の方たちが出入されていたので、華奢な私なら簡単に入ることができると思ったのですが、そうではありませんでした。体を通す順番だとか、足を掛ける場所だとかのコツを掴まないとダメなようです。

せっかく中に入れてもらえたので、実物を見ながら説明を受けました。

IMG_4190.JPG


IMG_4172.JPG

IMG_4178.JPG

厳しい環境の中でもちゃんと笑わないといけません!(^◇^)

▼ 入口から出てくる様子(;_;)

IMG_4218.JPG

正直な感想を述べさせてもらいますと、大変過ぎて、もう二度と入りたくないです(T_T)
私たちが見学したのは工事のごく一部で、時間も限られていました。工事全体はきっと見た以上に過酷なのだと思います。酷暑の中汗だくで、作業をされる皆様を心より尊敬しています。m(__)m
お疲れ様でした。


※私から言うのもあれですが、蒲田工業の社員の皆さんは本当に良い仕事をしています!

▼ 山本所長が入口から出てくる様子

名称未設定-1.gif

動作が俊敏です。(^^♪
経験がたくさんあるからこそ、簡単に出られるのですね。


▼ 新人の宮崎さんも現場で手伝っています

IMG_4249.JPG

▼ 協力会社の方とも記念撮影。本当にお疲れ様でした。

IMG_4301.JPG

環境エンジニアリング部 国信課長代理取材記

DATE2014.7.30 CATEGORY現場レポート

 営業推進部の周です。


先日、環境エンジニアリング部 国信課長代理を取材させて頂きました。

20140801ke_kuninobu.jpg
血液型:A型
星座:かに座
趣味:テニス
好きな食べ物:カレー
社歴:20年

Q:KEに異動された経緯を教えて下さい。

それまでは環境エンジニアリング部の百済課長が一人で西日本全域を担当していました。中国、四国、九州で実績もでき、将来の需要の高まりも想定され、このエリアの専任担当が必要になったということで声を掛けられました。

(異動前にもクリーンブースを扱った経験があったということですが・・・。)

蒲田工業に転職する前は半導体関連の会社に勤めていて、そこでも扱ったことがありました。入社後も件数は少ないですが、何件か施工しており異動に対しての抵抗感はあまり感じませんでした。


Q:異動前のお仕事について教えて下さい。

異動前に所属していた福山営業所は売上の8割以上が製鉄関連のお客様構成でしたので、僕もその一員として製鉄所のほぼ全てのラインを担当して、工業用品全般の販売を行っていました。それとは別に製鉄関連以外のお客様への新規開拓もしていました。転職してみてびっくりしたんですが蒲田工業は扱い商品がとても多いので、どの会社にでも売り込みに行けると思いました。その中で僕は装置メーカーをターゲットに部品として採用してもらえるよう重点的に動きました。部品単価は安くとも、一度採用してもらえれば継続的に受注が見込め、毎月の売上もある程度安定化させられるだろうと考えていたからです。

― 狙い通りにいきましたか?

なかなか・・・。
新規のお客様では「蒲田工業です!」と言っても、ほとんどの方がご存知ないですからね。会社の説明から始まって、何が強みなのか、どんな点でお役に立てるのか、限られた時間でアピールして関心を持ってもらわなきゃいけなかったので苦労しました。アポを取るのも大変でしたから、いろんな手を考えました。


Q:異動され、現在は営業しやすいですか?

今は、クリーン環境に特化した営業で、そもそも興味や関心を持っているお客様がターゲットなのでお話しは聞きやすくなりました。ただ外から眺めるのと、実際にやるのとでは大違いで、大変なことも多いです。
今一番大変なのは、何より担当エリアが広いことです。大阪から鹿児島まで四国も含めて担当していますが、東西1000㎞もあります。出張も多くて・・・、家族に会えないことが続くとブルーになりますよ(泣)出張先で朝起きて「俺は今どこにいるんだっけ?」ってなることもたまにあります(笑)

― 本当に大変ですね

今まで自分が携わったことのない業界、特に製薬関連での仕事は異動した当初はわからないことだらけで苦労しました。専門用語も多く、相談される内容も高度だったので、打ち合わせ後にわからなかった単語を片っ端から調べて、覚えての繰り返しでした。専門用語が理解できないと営業マンとしてレベルが低く見られてしまうので、とにかく調べまくりました。今でもどんどん新しい言葉が出てくるので大変です(笑)


20140801ke_kuninobu02.jpg


Q:今までで一番大きな物件はどういった内容でしたか?

お客様が開発されている空気清浄機の評価試験室を施工した件ですね。
様々なガスや細菌などに対しての効果を測定するためのブースということで、試験条件をいろいろ変えられるような仕様が求められました。温湿度を任意に変更し、使用環境を再現できるようにしたり、試験に使用した菌が繁殖しないような部材の選定、VOC(有機溶剤)ガスの回収機構も組み込み設計しました。
菌やガスが外部に漏洩しないように、陰圧管理もできるような給排気の制御も行いました。

(大変でしたか?)

大変でしたね。
環境エンジニアリングに配属されて、まだ1年ちょっとしか経ってなくて、菌管理、陰圧管理など自分では経験のない事ばかりでした。ひたすら調べて、お客様からも文献資料を頂いたりして勉強しましたが、とにかくお客様の要求される仕様を満たした見積書を作成するのが難しくて、難しくて・・・。
競合他社は大手クリーン機器会社と、病院関係に無菌室を設置している会社だったので、正直、知識も経験も相手が上手でした。
でも分からないなりに、分からないからこそ何度も出向いて、条件を確認し、いろいろお聞きして、と繰り返していたら、先方の部長様から最終見積もりの提出前に「他社と比べて、一生懸命動いてくれてるから蒲田さんに決めるので頑張って」と内示を頂くことができました。
工事に入ってからもパネルメーカー・精密空調機メーカー・スクラバーメーカー・給・排気FFUメーカー電気工事会社を取りまとめながら、それぞれの機器の動作検証や、機器間の連動の確認をしたりで、全く気が抜けない日々が続きました。
この時は工場の新設に伴う案件でしたので、統括管理されるゼネコン様との調整や報告、打ち合わせも必要で、書類作成にも追われました。
設置工事・試運転が無事に済んでお客様から「ありがとうございます、お疲れ様でした。」と声をかけられた時は話を頂いてから9ヶ月間不安ばかりでしたが、報われた感じがしました。
この案件で自分自身の知識の幅や経験値も上がって、同じ様な案件の打ち合わせでも自信を持って言い切る事が出来る様になりました。


Q:お客様から任せてもらえるために、大切にされていることは何ですか?

いろいろなタイプのお客様がいらっしゃるので、一概には言えませんけど、お客様のカラーにあわせて柔軟な対応をすることを心掛けています。
環境エンジニアリング部に入って今年で4年目になりますが、クリーン関連の知識はある程度培ってこられてかなあと思います。クリーンブースや、クリーンルームは安い買い物ではありません。どの業者に発注されるかお客様が決めるポイントはいくつかあると思うんですね。もちろん会社の規模や、過去の実績なども重要ですけど、一番のポイントは「担当する営業マンが信頼できるかどうか」じゃないかと僕は思うんですよ。信頼してもらえるように図面を提出したり、提案したりすることを心掛けています。

(信頼してもらえる図面や提案とは)

図面にして完成した姿をイメージしてもらいやすくしたり、複数の提案を行ったりして納得して選んでもらえるようにするということですね。
コストを重視しての仕様や、クリーン度をより高められる仕様など引き出しをいっぱい持つようにしています。この点、異動前に15年以上いろいろな商品を扱って来た経験も活かせています。静電気対策を組み合わせて提案したりしながら、「この人に任せたら安心だな」と思ってもらえるようにしたいと思っています。


Q:今後の目標は何でしょうか
いろいろな実績をつくりたい、どんな話が来ても対応できるようにしたいです。とにかく対応力を上げて行けば売上もついてくると思うので、どんどん新しい、難しい案件にチャレンジしていきたいです。



クリーン環境に興味や関心を持っているお客様へ提案しに行っているから営業しやすそうですが、実際やってみるとそうではないことや、今まで携わったことのない業界の常識や専門用語を勉強したり、一般営業とは違う大変さを感じました。
国信さんの営業に対する考えを随所に聞けたインタビューで、営業マンの方々も参考にしてみてはいかがでしょうか(^^♪



蒲田工業ホームページ

KAMATAクリーンブース専門サイト

表面処理ガイド

推進部作成動画について

DATE2014.7.28 CATEGORY現場レポート
営業推進部の周です。



製品を紹介する際に、写真より動画の方がお客様に分かりやすく見て頂けるので、推進部では様々な動画を作成しています。 今回のブログでは、どうやってこうした動画を撮影、編集しているかご紹介します。編集には「VideoCanvas DV-7G」という機器と付属ソフトを使用しています。

cv_01.JPG

VideoCanvas DV-7Gはローランドさんの製品です。最大の特長は初めて使う人でも簡単、スムーズに編集作業ができるという点です。
では、新しく編集したZKクランプ&シールの動画を例として簡単に説明します。

まずは動画の撮影からです。

cv_02.jpg

撮影する時に、一番気になるのは雑音です。 音も若干の編集はできますが、ノイズだけ除去することは難しく、後から、別録の音をかぶせると、やっぱりリアルに表現できません。なので、できるだけ撮影する時は皆さんに協力してもらって静かにするようにしています。
撮影したデータを後日編集しました。

cv_03.jpg
こちらの動画は製品検査をしているシーンです。同じ画面が延々と続くので、どうやって編集したら良いかいろいろと調べました。今回は「早送り」することで解決できました。その他、要らない部分をカットしたり、テロップを入れたり、BGMを入れたりして完成です(^^)/

完成した動画はこちらです。



他の製作した動画もございます☆ Youtubeチャンネル「1921KAMATA」から作成した動画はご覧いただけます。 https://www.youtube.com/user/1921KAMATA
このHPページにも動画集として掲載されています。(上記youtubeへのリンクになります) https://www.kamata.co.jp/html/movie/
どうすればお客様に分かりやすく伝えられるかということを意識して編集しています。その際に、編集効果は使い過ぎないように気を付けています。機器を使いこなせればもっと効果的な編集もできるはずなんですが、下手にしてしまうとかえって分かりにくくなってしまうので、できるだけシンプルにしています。
まだまだ撮影も編集もプロの足元には及びませんが、これからもどんどん作成して、腕を上げられるよう頑張ります(^^♪

蒲田工業ホームページ KAMATAクリーンブース専門サイト 表面処理ガイド

EシャワーⅡの動画撮影 レポート

DATE2014.7.16 CATEGORY現場レポート

 営業推進部の金森です。



今年度よりモデルチェンジして発売した「EシャワーⅡ」


EシャワーⅡとは・・・
蒲田工業オリジナルの緊急用シャワーブースです。
有機溶剤など人体に有害な化学物質を万が一浴びてしまった際に応急措置としていち早くその場で洗い流す装置。


特徴としましては・・・
◎ ANSI規格を満たす大流量を確保。
◎ 使用時に薬液を含んだ排水を周囲に飛散させない。
◎ 給排水の接続と、転倒防止の固定をするだけですぐに使用可能。
◎ 排水配管埋設工事は不要。
◎ 転倒防止用に床アンカー固定と壁固定の併用で高い安全性
◎ 半透明樹脂扉を採用し、ブース内使用者の存在が外から確認できる。


露出のシャワーでなくコストのかかるBOX型のメリット・・・
○周囲への飛散等二次災害防止。
○排水を任意の排水管に流せる。
○定期的な通水テストもクリーンルーム内で安心して行える。
 (これを行わないと腐敗水が先に出てきてしまうが露出型だと都度清掃等大変。)
○女性従業員への配慮。 
 実際に薬液を浴びた際、着衣を全て脱ぐ必要もある為、
 露出シャワーではプライバシーを守れない。
 ※もちろん、男性だから良いというわけではありません。


そしてこの度、私がEシャワー使用中の動画モデルをしました。
動画撮影の様子です。

フォークリフトでEシャワーの移動・設置
es_01.JPG

シャワーヘッド部分の配管にホースを接続
es_02.JPG es_03.JPG

シャワーヘッド
es_04.JPG

こちらは洗眼機用の配管にホースを接続している所です。
es_05.JPG es_06.JPG


洗眼機
es_07.JPG

両方とも水道の蛇口から繋いでいます。

シャワー水量の確認
es_08.bmp


さぁ、セッティングは完了しました!
私も水を被る心の準備はできました・・・
es_09.jpg



Eシャワー実践中!(実際は扉を閉めて使用します)
es_10.bmp

完成した動画がこれです!!
ご覧ください↓↓↓





見事TAKE1でOKを頂きました!

しかし、念のためということであと2回濡れることになりましたが・・・
このように推進部ではホームページを充実させるため、動画の撮影もしております。
実際に使用している所を見て頂けることで商品の魅力を伝えれば良いなと思っています。



EシャワーⅡを体験してもみて、
シャワーの水圧は思いのほか強かったです。(有機溶剤等を洗い流すので当然ですが)
そして撮影したのは5月・・・水をかぶるとまだまだ寒かったですね・・・



緊急用シャワーブース「EシャワーⅡ」 好評発売中!
緊急用シャワーブース、エマージェンシーシャワー【EシャワーⅡ】


蒲田工業ホームページ

KAMATAクリーンブース専門サイト

表面処理ガイド

静岡西営業所 鈴木さん取材記

DATE2014.7.14 CATEGORY現場レポート

営業推進部の周です。


先日、静岡西営業所の鈴木さんを取材させて頂きました。

sb_suzuki01.JPG

血液型:A型
星座:しし座
趣味:サッカー、観戦
好きな食べ物:麺類
社歴:26年

Q.  入社26年の中で、印象に残った事は何でしょうか。

4年前に製紙会社様に蒸気管理装置を納入したことです。
8年前にお客様から省エネ、省蒸気化の相談を受け、改善策を提案しました。提案内容は評価して頂けたのですが、当初は予算が付かず保留となってしまいました。
それでもめげずに、メーカーさんと二人三脚で定期的に訪問し提案を続けました。5年目に入りやっと予算が付き受注することができました。

―工事に入ってからは大変でしたか?
もう、めちゃめちゃ暑かったです!通常は他のラインも止まっている時に工事を行ないますが、その時は隣の機械が動いている中で設置しなければいけませんでした。雰囲気温度からすると40~50℃もあったと思います。相当ハードでしたね。
もちろん、作業者のためのスポットクーラーは何台も設置しましたが、私は監督業務が主だったので扇風機だけで、期間中ずっと熱風を浴びていました。
これを言うと笑われるんですが、その現場にいると暑過ぎてだんだんボーっとして、「あはは~」って笑っている自分がいるんです。こんな体験はもう二度としたくないと思いました(笑)
体重も7~8Kg落ちましたし、インパクトある仕事でした。

-その仕事は3000万を越える大型の工事だったということですが受注できたポイントは何だったのでしょうか?
諦めずに提案し続けたことですね。最初にご相談頂いた時に提案した改善案には自信もありましたし、実際評価もして頂けました。ただいかんせん大きな金額ですので、なかなか予算が付かず翌年の検討に回されてしまう、こうしたことが4~5年も続きました。効果も認めて頂いたのに何度も棚上げになったので、半分諦めかけていましたが、メーカーさんのバックアップもあったのでフォローを継続することができました。切り口を変えての再提案を繰り返しました。
この工事が決まった瞬間、こうした努力が報われたことが本当に嬉しかったです。
工期が冬場だともっと良かったのですが...(笑)

Q.  昨年も大型の工事物件で表彰されていましたね、どのようなお仕事でしたか?

樹脂製品のメーカーに粉砕機を納入しましたが、こちらも3000万を越える工事でした。
お客様から、原材料の樹脂ペレットをさらに細かくできないかと問合せを頂いたのが始まりでしたが、
ニーズにマッチした製品を探すのにとても苦労しました。その後もメーカー立ち合いでテストをしたり、お客様を連れて見学に行ったり、お客様の研究所・現場の方の声をヒアリングするなど、こうした事を繰り返し約2年がかりで受注に結びつけることができました。

-工事は順調でしたか?
工場内のスペースがとても狭かったので、装置の据付けが大変でした。重量物を扱うので、安全面では特に気を遣いました。
ただ、私たちの立場からすると、実際に工事を行なう協力業者さんがどういう認識でやってくださるのかというのが一番大事ですよね。どうすればスムーズに行くのか、どうすれば安全にできるかを熟知されているかどうか。

Q.  協力会社さんのそうした認識の違いで、現場は大きく変わるのでしょうか

それはかなり変わってきますね。
ですから、我々がしなければいけないのは、どの工事業者さんと組んで仕事をするのが最善か常に考えることです。工事業者さんによって、得意分野があるので、この仕事の内容ならここ。逆にここはやめておいたほうが良いなどの線引きが必要になってくると思います。営業所の所員には皆、多かれ少なかれ工事の経験があるので、その中で情報交換し相談しながらやっています。
それと、できるだけ施工現場に近い工事会社さんにお願いした方が何かあった時に対応できますから大事です。工事ではやっぱり、予期せぬトラブルなんかも起こってしまうので立地的に近く、フォローできる技術力が必要ですね。

-頼みやすい会社に頼む、ではないんですね?
頼みやすいからではなく、お客様のためを考えて最善の選択をしたいです。
我々は商社としてお客様の御要望をお聞きすることはできますが、それを実現するためにはやはり、仕入先メーカーさん、工事業者さんの協力は欠かせません。お客様も協力会社さんもそして自分も、満足し喜び合える仕事をしていきたいといつも思っています。

Q.  最近興味があることは何ですか。

次男が大学入試で合格したので、今後どうやってフォローしていくのかを、妻とすごく考えています。



取材を通し、とにかく優しい方だなあという印象でした。私の質問に対して、理解しやすいようにゆっくり説明して下さいました。
仕事において、協力してもらった方々に非常に感謝している気持ちもすごく伝わってきました。


社員からのコメント
「怒った姿を見たことがない」
「仕事の一つ一つが丁寧です。」
「優しい方です。頼みごとをしても「いいよー」って言ってくださいます。」
「 1つ1つの物件に真面目に対応されている感じがします。」


蒲田工業ホームページ
KAMATAクリーンブース専門サイト
表面処理ガイド

静岡西営業所 堀本さん取材記

DATE2014.6.11 CATEGORY現場レポート

営業推進部の周です。




先日、静岡西営業所の堀本さんに取材させて頂きました!

horimoto.JPG

血液型:B型
星座:おとめ座
趣味:ゲーム、PC、アニメ、プロレス、テニス
好きな食べ物:ラーメン
社歴:5年目



Q.  仕事において印象に残ったことは何でしょうか?

入社3~4ヵ月の頃、大手化学メーカーでのベルト突発工事を手伝うことになりました。
1ラインのベルトが全部切れてしまい、緊急を要する事態で、先輩と製造部メンバーで夜中の工事が始まりました。
私は先輩方の手伝いをしていましたが、ベルトコンベヤの構造上、作業場所は非常に狭くて上手く動けず朝まで怒られっぱなしでした。
体力的にもメンタル的にも限界にきていましたが、朝まで作業したその日から社員旅行(韓国)でしたから、なお大変でした。
旅行には無事参加できましたが、疲れ過ぎていたのと、アルコールが入ったこともあり、
とんでもないイビキだったようで同室者にはご迷惑をおかけしました...


Q.  日頃どのような営業活動をしていますか?

お客様に頼まれた仕事に対し、大小問わず100%対応することを心掛けています。
入社当時は担当先をそれほど持っていなかったので、少しでも売り上げを伸ばそうと思い、何でも対応してきました。
例えば、紙やすりがほしいという要望があればホームセンターまで買いに行って届けたこともあります。
その先に繋がる!と思えばこそ、どんな細かな要望にも対応してきましたが、
今は担当するお客様が増えたので、何でもすぐに動ける状態ではなくなりました。

-どのように対処されていますか?
非効率な事をできる限り無くそうと思っています。例えば、見積の段階で非常に時間をかけて、結局失注してしまったことも結構ありました。手を抜くのではなく、メリハリをつけることが大切だと感じています。今は注文が決まりそうな段階からしっかり時間をかけるようにしています。
ちょうど後輩も入ってきたので、自分がお客様のところに行けない時には、後輩に任せるようにしています。
今後、自分がどういう営業スタイルでいけば良いのか模索しているところですね...


Q.  お客様から仕事を頂くために、どんな工夫をしていますか?

新規のお客様に対しては、引き合い案件から少しずつ広げていき、新しい提案を行なったりして、1回切りで終わらないようにしています。いきなりお客様と親しくなるのは難しいですから、まずは仕事の話だけでも、継続して関係が保てるようにしています。
既存のお客様に対しては、リピート注文を無くさないことと、他に自分ができることがないかを考えています。
出入り業者はそれぞれ得手不得手があります。蒲田工業、自分の特性が活かせるところはどこか常に探っています。


Q.  自分に対して、改善したいところがありましたら、教えてください。

ケアレスミスを無くしたいです。急ぎの時に、以前作成した書類を流用し、ボルト1本の注文が2本になってお客様に提出したことがありました。ちゃんと確認すれば防げるミスなので、十分注意して作業を行なうように心掛けます。
また、もし小さい頃に戻れるなら、習字を習って字をちゃんと書けるようになりたいです。時々自分が何を書いたか分からないことがあります。(^_^;)


Q.  仕事のやりがいは何ですか?

仕事が大きくても小さくても、お客様に「ありがとう」と言われると非常に嬉しく感じます。


Q.  これからの目標は何ですか?

非効率なことをしないようにして、毎日9時前に帰ることが目標です。

堀本さんは本当に面白い人です。大変なことを話していても、皆を笑わせます。取材記を作成するために、改めて録音を聴いている時でも、面白くて何回も笑ってしまいました。
また、仕事に関しては、どんなに忙しくても、まずお客様のことを考えて動かれていることが伝わってきました。


社員からのコメント
「パソコン・iPhone 関係にとても詳しく、分からないことがあればなんでも教えてくれます。」
「お客様が困った時は時間に関係なく、お客さんのもとに向かっています。」
「結局、最後まで残って仕事しています。」




蒲田工業ホームページ
KAMATAクリーンブース専門サイト
表面処理ガイド

静岡西営業所 中嶋さん取材記

DATE2014.5.13 CATEGORY現場レポート

今回は、静岡西営業所の中嶋さん取材記です!



血液型:O型
星座:ふたご座
趣味:テニス,ゴルフ,車,バイク...なんでも
好きな食べ物:お肉,脂身
社歴:12年目




Q.  仕事内容をお聞かせください

入社12年になりますが、製造業のお客様への営業活動を行なっています。現在20社ほど担当しています。新しい商材・工事の提案、お困り事の解決提案、必要な商品の問合せなどに日々対応しています。


Q.  これまでの仕事の中で、印象に残った事を教えてください

大手フィルムメーカー様での連休期間中工事です。
1週間ほどの期間に、複数の工事物件を同時進行で行なわなければなりません。ベルト工事、KAMATAアルミフレームを用いた装置のケーシング工事、それ以外にも下請け会社さん協力のもと生産ラインの改造工事を複数抱えていました。工程管理、納期管理だけでなく、安全面も考慮しなければいけませんから、全てが順調で何事も無く完工した時にはとても達成感がありました。


Q.  工事にはトラブルがつきものだと思いますが、なぜ問題が発生しないのでしょうか

下準備が良いからです!物品納入も工事も、全てはこれに尽きます。
事前に自分の頭でシュミレーションし、前もってリスクを回避しています。

-シュミレーションですか?
まずは疑うことですね。協力業者さんだけでなく、社内の製造部に依頼する仕事も全て、設計上の見落としがないか等、疑うことからチェックが始まります。忙しさにかまけてチェックを怠れば、大抵何か起こります。
もし現場に来て、工具ひとつ忘れた!という状況でもあれば、それはもう想像力が欠けていた結果なんです。そんなの悔しいですからね、だからシュミレーションは絶対欠かしません。


Q.  営業活動において、努力している点がありましたら教えてください

売りたいものを売るのではなく、お客様が必要としているものを届けたい!その思いがあるので常に情報収集しています。
お客様の話をよく聞いて生産ラインの状況を知るよう努めていますし、常に「この工場ではどんなものを取り扱うだろうか?」と考えています。ベルトを使わない工場にベルトをPRしても無駄ですからね、経験値を基に的確にPRしたいと思っています。
納品の為だけにお客様を訪問することはありません、必ず周辺情報を得る機会としています。


Q.  先輩方から引き継いだお客様の対応についてはいかがですか?

前任者が築いてきたベルトの仕事を守るために、知識を得るのはもちろん、段取りを工夫したり問題無く完工できるよう出来る限りのことを行なっています。守るべきものを守りつつ、さらに前任者で納入実績のない商材も積極的に扱うようにしています。お客様の、現場・設計・保全、全ての担当者様に顔を覚えてもらえるよう出来るだけ足を運び、特に現場サイド、実際に使用される方との打合せを大切にしています。


Q.  今後の目標についてお聞かせください?

QPS全てにおいて仕事の質を挙げることです。お客様から自分を指名していただけるよう、「大事なものを頼めるヤツ」と思っていただけることを目指しています。また先輩方含め、下請け会社さんにも見倣える人たちがたくさんいますから、今後もそうした人たちから学び、経験を積んでいきたいと思っています。



取材の冒頭で「自分は淡々と仕事をしていくタイプ」と仰っていましたが、想像力を働かせているからこそ「淡々と」全てを順調にこなせているのだと分かりました。工具ひとつ忘れたら想像力の欠如!と聞いたとき、中嶋さんの自分自身に対する厳しさを感じました(゜o゜)

一方で、女子社員のおしゃべりに交じったり後輩への気配りも欠かさないそうで、頭の良さだけではなく、情の厚い人であることも分かりました。




蒲田工業ホームページ
KAMATAクリーンブース専門サイト
表面処理ガイド

静岡西営業所 杉村さん取材記

DATE2014.5. 7 CATEGORY現場レポート

先日、静岡西営業所の杉村さんを取材しました。



血液型:O型
星座:カニ座
趣味:ゴルフ
好きな食べ物:トウモロコシ

社歴:17年目


Q.  仕事内容をお聞かせください

入社17年、食品業界と住宅関連のお客様を主に担当しています。
部品の販売だけでなく、搬送・伝動機器の販売・取り付け工事まで行なっています。
担当の数としては40件ほどありますが、距離的な問題もあり、12~13件を集中的にフォローしています。


Q.  担当するお客様が多いですが、どのようにフォローされていますか

できるだけ、担当先を細かく回りたいと思っています。
「工具屋じゃないんだから」と言われる事もありましたが、可能な限りまめにちゃんと行く!これが私の営業スタイルです。
年を重ねると、まめさが無くなってくると思うんです。でも他の商社さんのおじさんたちが頑張っていたりしますからね、そういう姿を見ると自分も頑張らねば!と思うわけです。
私は正直、大きな工事より細かい工事のほうが好きです。細かい工事の受注を継続的に獲得することで、利益率が高いだけでなく、時間や労力を他のお客様へ振り分けることができます。
課せられた数字を達成し、尚且つ担当するお客様への対応の為に、大型物件というよりは製品と設置工事セットの仕事が取れるよう取り組んでいます。


Q.  お客様に信頼していただけるよう、どんな努力をされていますか

まめな人=仕事ができる人」だと思っています。
週に2~3回は担当者さんに会いに行くようにしています。特に、転勤などでみえられた新しい担当者さんには、「何コイツ」と思われてもとにかく会いに行きます。
そうすると徐々に(来てくれたんだ!)と喜んでもらえるようになります。 
他にも細かいことですが、注文・見積依頼などがあれば、出来る限り早く提出すること、特に納期についてはお客様が知りたい情報ですから、すぐに連絡するよう努めています。
注文書のReFAXは100%入れています。


Q.  17年間で、印象に残っている事を教えてください。

成功したことより失敗のほうが思い浮かびますね...
入社間もない頃、初めて工事物件を受注する事ができました。当時はベルト工事がほとんどでしたから、それ以外の工事で受注したのでとても喜んでいました。
巾50cm×3m程のコンベヤ設置でしたが、事前にしっかり寸法測定したはずが、納入後に寸法間違いが発覚しました。自分の手柄にしたくて先輩に相談せず進めたのが裏目に出ました。結果、工事は中止、返品もできないため赤字となりました。
失敗は心に響きます・・・ 
それ以後、何かあればアドバイスを求めることや、ノートも出来るだけ丁寧にしっかり書く習慣をつけ2度も同じことを聞くことが無いよう徹底しました。


Q.  今後の静岡西営業所について思う事があればお願いします。

大石所長が築いてくださった営業所の雰囲気・仲の良さを守っていきたいです。なあなあではなくメリハリが大事ですけどね。
それに、業務の女性たちをきちんと評価し、対等に扱うことも大事です。営業マンしから知らない情報というのはダメです、全員で情報を共有し、全員で仕事に取り組むべきだと考えています。

私が新人の頃に先輩だった久保常務は、まだご自身が入社3~4年目くらいだったと思いますが、「とにかく引き合いをもらってくるよう」言ってくださり、実際にもらってくると自分の手を止めて動いてくれました。
私も常務のように、後輩たちの話を聞いてあげたり助けてあげられる、そんな先輩になりたいと思っています。



★★★★★★★★

杉村さんは、大型物件があっても無くてもコンスタントに数字を上げ続ける営業マンとして社内で知られています。
秘訣はそのまめさでした。営業マンなら誰でも大きい工事を望んでいると思っていましたが、担当するお客様への対応を考えて、敢えて細かい工事狙いというのが非常に興味深かったです(^^)
お客様に対してだけでなく、女子社員や後輩に対する感謝や責任をしっかり認識されている営業さんです。





蒲田工業ホームページ

KAMATAクリーンブース専門サイト

表面処理ガイド

前の10件  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  次の10件 

カテゴリ一覧 カテゴリ一覧

月別記事一覧 月別記事一覧

最新記事一覧 最新記事一覧