ホーム > お困りごと解決事例 > フッ素樹脂テープに代わる表面処理で、手間を解消!
商業印刷物を折り曲げる部品の先端に「三角板」というものが取り付けてあります。その三角板に製品がスムーズに流れるための対策として、フッ素樹脂のテープを巻いていましたが次のような問題を抱えていらっしゃいました。
・製品に負けてしまいすぐに摩耗してしまう。 ・張り替え作業の手間の問題。 ・装置を一時停止するため、時間的ロスが生じる。 |
※フッ素樹脂テープは入手が容易で貼り付けも簡単であり、様々な分野・用途で活用されている製品です。
「滑り性」と「耐摩耗性」を両立させた「ブラストロン処理」のご提案
ブラストロンはHV1000前後の硬さを持っているのでほとんど摩耗しません。また、表面が泡状で搬送物との接触面積が少ないため、抜群の滑り性があり、帯電もしないのでフッ素樹脂テープの問題点を克服できます。
今回は製品(印刷物)にも影響が出にくい「DX」をご提案させていただきました。
「滑り性」に関してはフッ素樹脂テープに対し、若干劣る結果となりましたが、耐摩耗性は飛躍的にあがりました。今までは3?4日間で定期的に交換をしておりましたが、2ヶ月まで寿命が伸び、大変喜ばれております。
蒲田工業では各営業所に表面処理のアドバイザーを配しております。加工工程や搬送工程における部品の早期摩耗や製品の不良発生に対してダイクロン、ブラストロンを始めとした表面処理でお客様の歩留り改善・メンテンナンスフリーのお手伝いをしております。
なお、母材の製作も承っております。あらゆる金属素材が可能です。ご相談ください。