ホーム > お困りごと解決事例 >コンベヤベルトからの落鉱対策―ベルトクリーナーによるベルトへの傷対策

Solution Showcase お客様困りごと解決事例

前のページへ戻る 前のページへ戻る

コンベヤベルトからの落鉱対策―ベルトクリーナーによるベルトへの傷対策

お客様のお困り事  HB-06

A製鉄所様では原料搬送用ベルトからの落鉱対策としてベルトクリーナーを取り付けられていますが、従来使われていたクリーナーは掻き取り部分(チップ)の材質に超鋼を使用されていました。
超鋼製チップは掻き取り効率が良い反面、ベルトに部分補修箇所や偏摩耗箇所がある場合、そこに食い込んでベルトを傷つけたり偏摩耗を起こしたり、場合によってはベルト本体に食い込んで縦裂きなど大きな損傷を与える事例が発生していました。ベルト表面のクリーニング(掻き取り)という目的と、ベルトへの傷防止という相反した目的を達成するためのよい物を探されていました。また、ベルト表面の掻き取り効果が悪いと搬送している原料が落鉱して工場の落鉱清掃の手間、費用が発生してしまいます。

① コンベアーベルトからの原料等の落鉱対策。
② ベルトクリーナーによるベルトへの傷対策

蒲田工業からのご提案内容

① 超鋼製クリーナーから硬質ウレタン製クリーナーに材質変更を提案。
② 取付け立会を行い、最適な取付け状況を提案。
③ 蒲田工業による定期点検の実施。

チップ部分の材質が硬質ウレタン製のクリーナー『ダートハウグ・プレクリーナー』の実績等を確認後お勧めしました。『ダートハウグ・プレクリーナー』はチップ部分の材質が硬質ウレタン樹脂であるため、ベルトに傷をつけにくく、従来のクリーナーに比べて部品点数も少なく、取り付けにボルト・ナットを使わない事から取替えが容易にできます。また、チップが摩耗してきた時にチップをベルトに押し付ける押し付け力の調整が、コンベアーラインを停止させなくてもクリーナーの端部にある調整機構を切替えるだけで行える等のメリットがあります。

ダートハウグ・プレクリーナーの御見積りと納入まで 『ダートハウグ・プレクリーナー』の選定については、ベルト巾、ベルトスピード、搬送物、使用温度等を教えていただき、シュート部分の図面をいただきます。クリーナーを選定し、取付け図面を作成の上お見積りいたします。その図面をもとに蒲田工業担当者が現場確認をし、取付けが可能か確認させていただきます。納期はご発注後約10日間となります。

解決した内容、お客様の声

ベルトクリーナーによる傷の発生や、縦裂き等のトラブルが無くなり安心してクリーナーをご使用いただいております。クリーナーチップが硬質ウレタンであるためベルトに早くなじみ、掻き取り効果も十分あります。また、ベルトクリーナー本体にテンション装置があり調整が容易にできます。 以上の様な評価をいただいております。



蒲田工業がご提供できる価値

蒲田工業は永年「ベルトの蒲田」としてゴムコンベヤを始め、様々なコンベヤラインのメンテンナンスにおいて業界でも数々の実績を有しております。 コンベヤラインの長寿命化のために搬送状況に合わせたベルトクリーナーの選定をお任せ下さい。

  • お困りごと解決事例トップへ
  • 蒲田工業トップページへ

前のページへ戻る前のページへ戻る

製造現場での様々なお困りごとを、現場に深く入り込み解決 ソリューション事例マップ