ホーム > お困りごと解決事例 >産業廃棄物の軽減・長寿命化・省エネ効果―エアフィルター
半導体部品メーカーの設備担当者様より、数多く使用している中性能エアフィルターの交換頻度の多さ、使用済み品の廃棄物の処理に困られて、ご相談をいただきました。
①今お使いのフィルターは、半年から1年で交換している。もう少し長持ちするものはないか探されていました。
②使用済みのフィルターの廃棄は費用が高くお困りになっていました。
*フィルターの材料は、ろ材はグラスペーパー、セパレーター(濾材の密着防止用)はアルミ、枠は木または鋼板と3種類の材質があり、廃棄業者は材質別に分解する為に費用が高くなってしまう。お客様で分解すると大変時間が掛かってしまいます。特に、セパレーターを外すのは大変です。
下記の特徴でご要望にあっている、エミレント中性能エアフィルターの提案をしました。
① 濾過面積を広くする事により、初期圧力損失を低くして最終圧力損失(交換の目安)までの幅をもたせ長寿命化を実現できます。 | |
②廃棄は、アルミセパレーターなどを使用していないため、ろ材からセパレーターや枠を外す手間が無くそのまま処理できます。*早期圧力損失上昇の原因であるろ材どうしの密着を防止するため凹凸のエンボス加工し、セパレーターを使用せず、プリーツを多く取る事が可能になり濾過面積を多く取れ初期圧力損失を最大40%も低減できます。*圧力損失が少ないため、消費電力の低減にもつながります。 | |
③ろ材と枠が簡単に外せて枠は再利用ができます。廃棄はろ材だけになり更にコストの低減ができます。*ろ材の交換は誰にでも容易にできます。よって廃棄はろ材のみ、交換もろ材だけで済みます。 |
参考:エミレントエアフィルターにはHEPAフィルターもあります。これも低初期圧力損失で長寿命化に貢献できます。
①交換期間が約1.5倍に延ばす事ができました。
②廃棄時の時間・手間をほとんど掛けず済ます事ができました。
③交換はろ材購入だけで済みコストダウンに貢献しました。
④廃棄物の減量にも寄与しました。
「エミレントエアフィルターの設置箇所が増え、気が付いたら電力消費も少なくなっていた」との声をいただきました。
エアフィルターに限らず、クリーンブース・クリーンルームの施工からクリーンルームでご使用になる、パーティクルカウンター・消耗品にいたるまでトータル的に提案します。薄型HEPAフィルターは自社ブランド品を在庫していますので、緊急時の対応も可能です。
蒲田工業は、省エネ課題の解決につながる様々な製品・アイデアをご提案します。
提案から施工・メンテナンスまでワンストップで対応します。
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