ホーム > お困りごと解決事例 >バルブからの薬液飛散防止!誤操作も防ぐ透明安全カバー
希塩酸が流れる屋外配管ラインに、歩行通路のすぐ横、人の顔の高さにバルブが設置されている。万が一バルブ継ぎ目から薬液が噴出した場合、人にかかってしまい重大事故となってしまう危険性がある。
また、常時開に設定されているが、誤操作などで稼働中に閉止されてしまうと圧力が高まり配管破裂の危険性もある。
① 飛散防止の為に衝立などを設置しようとするとコストがかなりかかり、台風対策も必要。
② 誤操作防止に「常時開」札を下げても見間違える可能性がある。
③ 極力既製品を利用してコストを抑えたい。
透明PVC製「バルブ用安全カバー」を取り付けることで万一の薬液飛散をカバーで受けられるようにし、物理的にバルブその操作もしにくくすることをご提案。
ポイント
① 既製品のバルブ用カバーを使用し低コストで安全対策を図ることが可能。
② 半割構造のため配管をバラさずに、後付けでの施工が可能。
③ 上部にバルブ操作用開閉蓋機構あり。蓋用固定ネジを特殊なナットやネジに変えることで、専用工具を用いて蓋を開けない限りバルブ操作ができないようにする。
取付け工事も短時間で施工でき、対策したことが誰にでもわかるようになりました。 今回の事例では既に土壌汚染を防止する目的でピットも備えられているため、薬液のリーク・滴下の防止対策としては求められませんでしたが、安全カバーの関連製品には薬液の漏えい対策に有効な、配管二重化用透明カバーなども取り揃えています。 お客様の声:既製品カバーの取付けにより、薬液噴出のリスクと誤操作事故のリスクを同時にカバーできました。
蒲田工業では、配管やタンクなどの漏洩対策を行っております。配管の二重化やピット・トレンチの強化・耐薬ライニングなど様々な角度で薬液の漏洩による"水質汚濁・土壌汚染の防止"と"従業員の方の安全向上"に貢献いたします。また、平成24年6月に施行された「水質汚濁防止法の改定」にも対応しております。お気軽にご相談ください。
九州全域を担当エリアとする熊本営業所の所長として、お客様のお困り事の解決に日々奮闘しています。若さと誠実さを武器にいつも何か改善提案できないかを考えて活動し、特に安全・作業環境の改善に力を入れています。