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切削ギヤの芯ブレを解決!コストダウンに貢献!

お客様のお困り事  AB-01

セットメーカー様で設計時に食品工場向けコンベヤの駆動ギヤにMCナイロン(樹脂)の切削ギヤを試作導入したところ、ギヤの芯ブレが出てしまいました。そのため、伝達力の低下と騒音の問題が発生し、真鍮をギヤの中心に圧入した加工品の導入を検討しました。しかし標準品のギヤと比較すると価格が2倍になってしまい困っていました。

問題点とポイント

① MCナイロン(樹脂)のために芯ブレが発生している。
② ギヤをSS材にするのはコストがかかり、食品向けなので環境の問題もある。
③ コンパクトなコンベヤのため、ベルト駆動は使用できない。
④ セットメーカー様で1ラインのコンベヤに3個使いで150台の予定がある。

蒲田工業からのご提案内容

専用の金型を製作し成型品のご提案をさせていただきました。

① 成型用のナイロンはMCナイロンより強度が弱いため、ガラス繊維を含有させ使用上問題のない強度の成型品を提供いたしました。
② 金型の費用が発生しますが、150台の製作によりトータルコストを半分に抑える事が可能になりました。

解決した内容、お客様の声

ガラス繊維を含有させたナイロンの成型品により芯ブレの解決と、コンベヤのトータルコストを抑える事に貢献できました。「芯ブレの問題が解決できなければSUS材を使用しなければとも考えていましたが、樹脂で芯ブレの問題が解決でき、価格もかなり安く助かりました」と喜ばれています。

蒲田工業がご提供できる価値

蒲田工業は様々な成型品を得意としており、携帯電話の部品やカーナビのボタン、スーパーの棚札等様々な小物の成型品のご提供をさせていただいております。今回のようなギヤに真鍮の圧入加工も可能です。成型品でお困り事があればご相談ください。

営業マンの紹介    大阪営業所  谷中照和

愛嬌の良さは社内でもピカイチ。前任地では長くセットメーカー様を担当していたので精密機械加工や樹脂、ゴムの物性に関する知識や経験が豊富です。

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