ホーム > お困りごと解決事例 > フィルム搬送装置の小型化・改造
フィルム製造会社様で、製品であるフィルムのロールをフォークリフトで搬送する場所があります。作業場所のレイアウト変更により、旋回スペースが非常に狭くなりフォークリフトでの作業が難しくなるエリアがありました。
ロールサイズ:1800L×φ500~φ800 重量:最大800Kg
巻かれているフィルムはリサイクルされるため、傷等が入らないようにしなければなりませんでした。
①このエリアでの運搬作業は、作業場所が狭くなるためフォークリフトでの作業は、有資格者でも熟練を要する。
②フォークリフト以外の小型リフター各種では省スペース化には貢献できるが、フォークの爪部分が水平であるため運搬時にロールが転がり落ちてしまう可能性がある。
③フォークリフトの運転は、特別教育又は技能講習等の資格取得者でなければ運転できない。
小型トラバーリフト(走行:手動式、昇降:電動式)をご提案し、フォークの爪部分に転がり防止の為のステンレス製金具を取り付ける改造を行う。
*このトラバーリフトは、用途に合わせて走行・昇降をそれぞれ電動・手動の選択が出来ます。
(電動走行タイプは昇降も電動のみ)
①小型トラバーリフトの提案。 ②既存のメーカー品を、お客様のご使用条件に合わせて改造。 金具は簡単に着脱出来るように、U型ボルトの落とし込みにて爪に固定出来るようにする。 |
フォークリフトでの作業が難しい狭いスペースでの作業が可能となりました。
転がり防止の改造を行なうことで、安心してご使用いただいております。
また、操作の為の資格(特別教育、技能講習など)及び法定点検が不要となりました。
リフター本体のみの納入では搬送するロールの転がりの心配があり、またリフターメーカーに改造を依頼すると高価な物になります。そのような場合に、地元の製缶業者・樹脂加工業者様と協力し的確な付加価値を追加してお届けできます。お客様のニーズ・ご予算に応じてご提案します。
九州全域を担当エリアとする熊本営業所の所長として、お客様のお困り事の解決に日々奮闘しています。若さと誠実さを武器にいつも何か改善提案できないかを考えて活動し、特に安全・作業環境の改善に力を入れています。