ホーム > お困りごと解決事例 >材料選定から得意な複合加工で、機械性能を向上!
機械メーカー様で、ラップ包装機の外装フィルム搬送性能を向上させる必要があり、ベルトの選定でご相談いただきました。
① フィルムを正確に早く搬送するため、エアーサクション方式を採用しベルトにサクション穴が必要。
② ベルトも正確に同期搬送する事が必要。
③ 垂直搬送のため、ベルトとフィルムはスリップさせたくないが剥離性が良くなくてはならない。
タイミングベルトを使用し、蒲田工業が得意な加工技術を組合せてご使用用途にあったベルトに仕上げる。
ポイント
① 標準のウレタンタイミングベルトを使用しコストを下げる。
② ベルトにサクション穴と中央部歯を削り落す加工する。
③ ベルト表面にグリップ力が高く(摩擦係数が高い)非粘着性と剥離性能が良く耐摩耗性もある、高強度シリコンコーティング加工する。
機械のスピードアップは現在検証中ですが、送りの正確性は改善することが出来ました。
表面の高強度シリコンコーティングの摩耗が心配でしたが、まだ期間が短い事もあり問題は出ていません。
蒲田工業は、長い歴史と様々な業種のお客様とのお取引により、多くの製品・技術情報が豊富です。この情報力を生かし、コストを考えできる限り標準品の中から使用条件に合う規格や材質を選定し提案します。
また、一つの製品に複数の加工を施すことも得意としています。
今回の事例のように標準ベルトに穴加工・削り加工・表面処理加工など全てを承る事ができます。
製品に複雑な加工や精密な加工が必要な場合など、他社でなかなか対応してもらいにくいことなどお気軽に声を掛けて下さい。
入社8年の実績と経験を活かし、レベルの高い営業力で所内でも信頼度はNo.1。
現場密着型のスタイルで、お困りごとをお客様と一緒に解決し、問い合わせに対しても常に全力で対応する事を柱としています。