ホーム > お困りごと解決事例 > 局所空調導入で製品の劣化を防止!
化学繊維の中間材料を製造されているお客様で、倉庫の温度が夏場になると極端に上がってしまい、保管している製品が劣化してしまう懸念がありました。小袋への自動充填、梱包ラインの新規導入にあわせ、品質向上の一環として温度管理を行いたいとご相談いただきました。
問題点温度管理が必要なエリアを間仕切りし、ブース構造とすることで空調に関する導入コストとランニングコストを削減することを提案しました。
1階部分は建屋の高さも低いのでブースに天井は設けず、壁面のみ製作し(既設の梁を利用し帆柱を立てる)クレーン用の開口部も確保できるように設計。
2階部分は建屋屋根からの熱を遮断する必要もあるので、天井を持ったブース構造とする。
構造設計を工夫し、H鋼を使用する箇所、軽量鉄骨を使用する箇所を使い分けた上で、なるべく既存の建屋構造材を利用することで、コストを抑え間仕切りすることができました。空調機器はお客様が当初想定されていたものに比べかなり小型のものを採用したため、きちんと冷房が効くか心配されていましたが、まったく問題なく、電気代も抑えられると喜んで頂きました。 お客様の声「小袋梱包室の新設梱包、搬送設備の社内安全審査に間に合わせるよう全ての工事を終了させてもらって助かりました。特に、2階部分の鉄骨での枠組み、足場組みは非常に手際よく短時間でできて驚いています」
全体空調ではなく、エリアや生産工程に最適な局所空調を導入することで、省エネを実現しランニングコストの削減が可能になります。 蒲田工業では、それぞれの現場にあわせて、最適な手法を組み合わせより良い製造環境を構築いたします。既設のラインへの改修、追加導入工事では工場新設時以上に段取り良く工事の計画を立てなければなりません。綿密な事前打ち合わせと現場でのフレキシブルな対応で蒲田工業は工期短縮に努めます。
鋭い洞察力とスピード力で『お客様のお困りごと』を的確に捉え何通りもの解決策を見つけ出しご提案します。これまで培ってきた工事案件の豊富な実績からなる提案力でプラント工事などの大型工事案件をコーディネートします。
蒲田工業は間仕切り・パーテーション工事を実施する目的をお客様と一緒に整理し、将来の工場操業の安定につながるようご提案します。
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→ https://www.kamata.co.jp/html/solution_map/facility/partition.html