ホーム > お困りごと解決事例 > ホッパーの付着対策に超高分子PEライニング
粉体搬送ラインでの事例です。ホッパーの内面に粉が居着き、ブリッジを起こしてしまうという課題に対して、超高分子ポリエチレンライニング材である「Z-1ライナー」を従来から採用されていましたが、施工の仕上がりに不満をお持ちでした。
① 「Z-1ライナー」自体の性能には満足されている。
② ホッパーの四隅や突合せ部の仕上がりが良くない。目地の量が多く、ここから付着が発生してしまう。
母材をお預かりし、豊富な実績を持つ専門のライニング工場での施工を提案しました。
Z-1ライナーは専用のボンドを用いて接着固定します。適切な下地処理、突合せ部の厳密な精度管理が仕上がりを左右します。現場で誰でも簡単にライニングできるという点がZ-1ライナーの特長ではありますが、今回のように高いレベルの仕上がりを求められる際には、高い技術力が要求されます。
※Z-1ライナーは摩擦係数が低く耐摩耗性にも優れる超高分子量ポリエチレン(UHMW-PE)と特殊ゴムを一体成型した高性能ライニング材です。
① 突合せ部の隙間はほぼ0に仕上げることができました。
② 母材(ホッパー)をお預かりしての施工となります。
「従来とは仕上がりのレベルが段違いに素晴らしい」との評価を頂くことができました。
蒲田工業では皆様の現場で生じる「滑らせたい」、「摩耗に強くしたい」、「くっ付かないようにしたい」などに代表される、様々な素材表面の問題に対し、めっき・樹脂コート・ゴムライニング・素材変更など様々な角度から最適なご提案を致します。
製紙業界とセットメーカー様を中心に営業活動を行なっています。
持ち前の責任感とガッツでお客様のお困り事に真剣に取り組みます。