ホーム > お困りごと解決事例 > ガイドの滑り性と耐摩耗性を向上! 複合処理でフィルム状樹脂製品の巻き取りトラブルを解決
フィルム状樹脂製品の巻き取り工程での事例です。
巻き取る際に使用されるドラムにはバー形状のステンレスガイドが設置され、製品がこのガイドに沿って流れます。
このガイドの滑り性が不足しているため、製品がガイドにくっつき、破れてしまう問題が発生していました。
〈イメージ〉
改善策としてフッ素樹脂コーティングやフッ素樹脂含浸テープ(ガラスクロス)による滑り性向上を考慮しましたが、それぞれ以下の懸念点があります。
懸念点ブラストロンコーティング+重合反応薄膜フッ素樹脂コーティングによる複合処理を提案し、施工ました。
〈サンプル〉
上記のようなブラストロンコーティングと重合反応薄膜フッ素樹脂コーティングの複合処理を提案しましたが、同等の効果を持つブラストロンコーティングとDLCの複合処理の選択肢もあります。ただ、DLCはコストが高いため、今回は予算に合わせた柔軟な提案をしました。
弊社では多様な表面処理をラインアップしております。お客様を第一に考え、中立的な立場からお客様の実際の状況に最適なものを提案しております。
(ホームページにラインナップされていない表面処理やコーティングも多数取り扱いしておりますので、お気軽にご相談ください。)
D-13 ※お問い合わせの際は「事例番号」をお伝え下さい。
カタログスペックには表れない各表面処理の特性について深い知見を持ち、相対評価の中から最適な処理方法を提案します。