ホーム > お困りごと解決事例 > 袋のシール不良減らし歩留り改善に!―圧力分布測定システム
食品メーカー様で、製品包装の袋のシール不良を無くすため、事前に管理やチェックが出来ないかと相談をいただきました。
問題点
① 圧力分布の測定が簡単な操作でできること。
② シール部分はヒーターバーで樹脂の袋を溶かしてシールするため、最高230℃くらいまで測定したい。
③ センサーシートを測定形状に合わせ、セットしやすい様にオーダーメードで製作可能か。
ヒーターバー圧力分布システムを使用し、センサーシートの形状はシール機の形状に合わせ手製作する提案しました。《フィルム式圧力分布計測システム パッケージ≫(エア・ブラウン株式会社)
ポイント
① 操作は簡単で、時系列でレコーディングでき、データーの保存も簡単に出来る。
② 耐熱性に関しては、センサーシートが樹脂製で対応は出来ない。ただし、稼働前のシール調整時(熱を掛けない状態)測定していただく。
③ リアルタイムで測定データーを見ることができ、調整が短時間で可能。
④ センサーシートの厚さが0.1mmと薄いため、稼働時の条件とほぼ同じ。
⑤ センサーシートに穴を明けることが可能で、セットを簡単に出来る。
⑥ セットの際に袋をカットする刃を抜いていただき、シートのダメージをなくす。
『稼働時の高温下では測定できなかった(温度40度以下まで冷却)が、調整が簡単に短時間で出来るようになり、シール不良が殆ど無くなった』と聞きました。
食品メーカー様をはじめ製造業様の歩留まり向上に貢献できる設備、製品、センサーなど幅広く扱っています。また、納入事例や経験が豊富で提案力を持ったスタッフがいます。 是非、歩留りの向上・コスト削減等をご検討される際にはご相談ください。
タクタイルセンサーのセールスエンジニア一筋に半導体・OA機器・電子部品・食品・自動車・医療と幅広い分野のお客様へ、デモ機を持って車で全国へ移動し、様々な分野で培った知識でお客様のお困り事を解決致します。