ホーム > お困りごと解決事例 > 放熱設備の保温対策による省エネ。耐熱性、耐候性、不燃性を特徴とした独立気泡断熱材を施工
SDGsに取り組んでいる乳製品製造会社様での施工事例です。
お客様は放熱の大きい設備を保温することによってエネルギーロスを削減したく、費用対効果の高い方法はないかとご相談いただきました。
弊社による現地調査の結果、主に下記2つの設備から放熱が大きいことが分かりました。
1,屋外設備のサニタリー配管による放熱
→ 屋外向けの簡易保温材が無く、1日の使用時間も短いなど費用対効果が低くラッキング保温がなされていない。
2,洗浄装置の天板からの放熱による室温上昇。
→ アルカリ性の蒸気が出ることと、天板を開ける作業があるため保温がされていない。
そのため、下記の条件を満たす保温材が求められます。
1,耐熱性(常時90℃以上)が必要。
2,屋外使用に対応。
3,耐薬品性が必要。
お客様でも簡単に施工可能な特殊エラストマー製の独立気泡断熱材をご提案しました。
〈設置後:屋外設備のサニタリー配管〉
チューブタイプは発泡体(スポンジ)が非常に柔らかいため、90度エルボに対応可能。
〈設置後:洗浄装置の天板〉
シートタイプは多少の突起に追随出来る。
「初めうち取り付けでエルボ部での仕舞など少々手こずったが、数箇所やっていくとすぐに慣れてきて簡単に作業を終える事が出来た」 「洗浄機が設置してある部屋の温度が3℃程低下した」などお聞きしています。保温効果は間違いなく発揮されています。
*光熱費の具体的なコストメリットは現在積算中です。結果が出ましたらこちらのページにアップいたします。
一口に省エネ対策と言っても様々な状況や費用対効果の問題など多岐にわたっています。蒲田工業は現場の皆様のご要望に合わせて最適で且つ取り組みやすい省エネ対策の提案を致します。
省エネ対策用大型設備の導入等も可能ですが、まずは現場で小さな無駄をなくし環境保全やコストダウンをして頂くためにも、是非ご相談ください。
九州全域を担当エリアとする熊本営業所の所長として、お客様のお困り事の解決に日々奮闘しています。若さと誠実さを武器にいつも何か改善提案できないかを考えて活動し、特に安全・作業環境の改善に力を入れています。
蒲田工業は、省エネ課題の解決につながる様々な製品・アイデアをご提案します。
提案から施工・メンテナンスまでワンストップで対応します。
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