ホーム > お困りごと解決事例 >建屋構造を活かしたパネル式クリーンルーム
ゴム・樹脂加工のお客様で、今後 電子化する自動車産業向け部品を製造するにあたりクリーン化が求められていました。
問題点
① ホコリ付着の問題を解決するため、クリーン化が必須。
② 設置予定場所のスペースが限られている。
③ 夏場など高温時期に製品が反り返る、冷温時期には縮むなどの問題がある。
既存の建屋構造を活かしながら、求められるクリーン環境の構築を提案しました。
■ 既存の壁を活かしたパネル式クリーンルーム ポイント
① 必要スペースをクリーンパネルで間仕切りし、出来るかぎり既存壁や天井を使用する。
② 製品用及び人用エアシャワーを入口に導入。
③ 製品加工精度を上げるため、年間通して温度域が安定するHEPA付き空調機導入
加工したあとに清掃していた工程がなくなり、温度管理による加工精度もあがりました。また美観性もよく見学にこられるお客様にも非常に好評いただいているようです。新装置の導入にあたり必要な清浄度を満たしており、製品加工精度を上げていき、増産に向けてこれから取り組んでいかれます。
製品加工精度を左右する温度管理。クリーンルーム、クリーンブースだけではなく建築改造工事に至るまでトータルで施工致します。既設壁や天井がクリーンに適していない素材であっても塗装やクリーンクロスなどを用いてできるだけ広いスペースを有効活用できる手法を提案致します。
お客様の抱えられている問題点を的確に捉え「クイックレスポンス」をモットーに、ご提案から施工、アフターフォローに至るまで一貫して責任を持って行ないます。あらゆる業種で、様々な対応ができるクリーン環境構築のトータルコーディネーター。