ホーム > お困りごと解決事例 >自動封函機と捺印機の導入で 出荷用段ボールのテープ貼り作業とロットナンバー印字を省力化!
手作業で行なっている製品箱詰め後の封函(テープ貼り)と印字(日付・ロット)を自動化したいというご相談を頂きました。人手では手間と時間がかかり、ヒューマンエラーの発生も懸念されていました。
問題点
① 封函と印字を手作業で行なうと人的ミスが発生する可能性がある。
② 現状のタクトタイム(作業時間)は問題になっていないため、あまり改善にコストをかけられない。
③ 封函機と捺印機を別々に購入した場合、うまくマッチングさせられるか心配。
エバーロール製封函機「IL-703」と紀州技研工業製捺印機「PCコーダー」を組み合わせることをご提案。
エバーロール製封函機は既に単体で同工場への導入実績があり、性能にも満足いただけていた。導入済みの封函機に対象の段ボールをセットし、捺印機の取付位置を現地でお客様とともに検討。
封函機・PCコーダーとも、ご要望に合わせ必要最低限のスペック・コストになるよう組み合わせた。
① 蒲田工業にて封函機・PCコーダーの一括手配が可能。
② PCコーダーを封函機に別途製作したブラケットを用いて組み込みした上で納入。
③ エバーロール社製品は台湾で設計、製作されており、国内製同等品に比べ安価でありながら遜色ない性能を持つ。
汎用タイプのコンパクトなカートンシーラー(封函機)です。
カートンサイズは横幅480㎜まで対応。切れにくい3層構造の蛇行レスタイプサイドベルトが確実にカートンを搬送し、テーピングを行います。
また、カートンサイズの変更はハンドルで簡単に行うことができ、ベルト張りの調整はボルトの締め付けだけで行えます。
印字位置などの打ち合わせも事前にしっかり行い、封函機と捺印機のマッチングも検証しましたので、納入後の調整作業も要らず、すぐにお使いいただくことができました。様々な品種を生産される中で各サイズのダンボール箱に問題なく対応でき、テープ貼り・印字も人手で行なうより綺麗に仕上がると評価いただいております。
お客様の声:
費用を予算内に収めることができました。蒲田工業で取りまとめて納入してもらえたので助かった。
蒲田工業では、機器をただそのまま販売するだけでなく、お客様のご要望(機能・予算など)に合わせて様々なメーカー様とタイアップして形にします。多数のメーカー品の組み合わせや取りまとめが必要な案件で頭を悩ませていらっしゃる方は是非ご相談ください。
九州全域を担当エリアとする熊本営業所の所長として、お客様のお困り事の解決に日々奮闘しています。若さと誠実さを武器にいつも何か改善提案できないかを考えて活動し、特に安全・作業環境の改善に力を入れています。