省エネ型 恒温恒湿クリーンルーム[研究機関]
使用製品 | 設置場所の環境 |
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目的
周囲環境を、温度23℃±3℃、湿度50%±10% クラス100の環境に
- 生産設備の移管のため、以前設置した大型クリーンブースを一度解体し移設する必要があった。
- 移設先のスペースに合わせて、ブース全体のサイズを縮小しなければならなかった。
仕様・施工
移設先倉庫を測量し、スペースを最大限活用したクリーンブースの仕様変更を提案。
- 組立準備室、組立室、前室、エアシャワー1台、パスボックス2台を移設。
- 滅菌室、製品倉庫室は解体し撤去。
- 天井梁が通っているため組立準備室のみ、高さを2400mmから2100mmに仕様変更。
- 内外面フラットなダブル構造をそのまま活かし、透明樹脂板のみ新規で施工。(カラーエースは細かな傷などが目立たないため流用し、コストを抑える)
- 搬入経路が非常に狭い為、クリーンブースだけでなく、エアシャワーも解体し梱包、搬出入する。
サイズ:5000×3000×H3000 クラス100 温度23℃±3℃ 湿度50%±10%
工期:断熱パネル組立~配管工事 5~6日 + 試運転・調整、清浄度測定
今回のポイントは・・・
試験・研究内容に合わせた清浄度(クラス)・温湿度環境を実現。
断熱効果の高いクリーンルームパネルを使用し、密閉性が保ち、外部の温湿度の影響を抑えることを目指しました。
省エネタイプの恒温恒湿空調機を組合せることで、従来の環境試験室に比べて40~50%のランニングコストを削減しました。
さらに厳しい温度・湿度管理が求められる場合には、コンパクト設計の精密空調機を選定します。ご指定の温湿度域を満たしつつ、工期短縮・省スペースが可能です。
蒲田工業では、ケミカル・医薬・機械などの業種で、様々な試験・研究環境でのクリーンルーム・クリーンブース構築してきました。その経験を活かし、お客様の要望に沿ったクリーン環境を構築できました。