既設エアコンを活用した
低コストクリーンルーム［健康食品充填工程］
| 使用製品 | 設置場所の環境 |
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目的
部屋全体がクラス100,000、充填工程エリアはクラス1,000レベルが求められました。
※市場参入時期及び助成金申請スケジュールからできるだけ早くクリーン環境を構築したいです。天井カセット式のエアコン（クリーンルーム用ではなく、一般空調用）が設置されており、そのまま活用する事もご希望されました。また、作業を終える度に殺菌作業を行いたいです。
仕様・施工
- 滅菌対策として抗菌クリーンパネルの採用。
- 既設エアコンに高性能フィルターを追加することで準クリーンルーム仕様に。
- 循環式床置型FFUを組み込むことで、エアコンへの負荷を低減させながら清浄度を確保。
- KAMATAクリーンブースを用いた二重構造で、充填工程エリアはクラス1,000を実現。
- 作業終了後に、タイマー式殺菌灯を作動させエリア内の滅菌を行う。
▼ クリーンルーム
▼ 充填ライン
▼ 床置き型FFU
▼ 殺菌灯
今回のポイントは・・・
今回の事例では、汎用のエアコンはクリーンルームでは使えないという固定概念に囚われることなく、どうすれば活用できるかを考えて提案した点がポイントです。既設部屋のクリーン化など新規だけでなく既存設備の改築によってもクリーン環境を創造します。様々な制約がある中でも、最適な提案を行います。