防爆ルームに
局所排気システム[ケミカルメーカー]
薬液・臭気・局所排気・排気設備・防爆エリア・不燃・労働基準
使用製品 | 設置場所の環境 |
---|---|
|
基盤薬品洗浄ライン 防爆対応エリア |
目的
薬液の臭気を局所排気
防爆対応の設備にする必要がある
- 基盤薬品洗浄ライン拡大に伴い、現状の排気設備では十分な対応ができず、臭気が問題となる。
- 薬液の使用量により、防爆対応が求められる。 ・労働基準に則した排気設備が必要。
仕様・施工
- 断熱不燃パネルを用い5000mm×4000mm×H3000mmの部屋を構築。
- 薬液保管庫は不燃カーテンで囲い、洗浄作業者のためにドラフトチャンバー2台を用意。
- 保管庫と各ドラフトチャンバーは排気ダクトを通し、屋外の大型排気ファンにより吸引する。
吸引された臭気は工場の屋根上まで引き排気させる。 - 吸気と排気バランスを考慮し、労働基準に則した排気設備とする。
今回のポイントは・・・
研究所や工場で発生する粉塵やガスなどの有害物質は、労働基準に則した排気処理設備を整えることが重要です。 ドラフトチャンバーやブースタイプの囲いから排気フードを設け、排気ファンによって吸引します。さらに、効果的な排気処理を求める場合には、プッシュプル方式をお勧めいたします。均一な気流を作り出し、有害ガスを確実に・効率的に処理できます。
防爆対応が求められる場合には、不燃材料により部屋を構築し、有機則・特化則に基づいた排気風量計算の上、給排気バランスを考慮した設備を整えます。
※関連ケースとしてこちらもご覧ください。