粉体混合機の防塵対策に[菓子メーカー]
使用製品 | 設置場所の環境 |
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目的
異物混入対策
ブース形状のカスタマイズ(除湿機の接続、配管逃がし)
- 原料である粉体の混合時の異物混入対策。すでに防虫・防塵管理はしているが、徹底した対策をとっておきたい。
- 除湿機との接続や、設置場所に一部配管が通っているため、上手く対応してほしい。
- 壁面への粉体の付着を最小限にしたい。
仕様・施工
ダブル構造のKAMATAクリーンブースを設置。空調工事・床塗装も併せて対応。
- ダブル構造のクリーンブースを設置、内外面をフラットにしホコリ溜りを防ぐ。
- 配管をかわすため、天井の一部に段差を付ける。
- 台車での搬入が容易にするためスライド扉を、また機器搬入口には両開き扉を設置。
- ファンフィルターユニットに接続用SUS製チャンバーボックスを設置し、お客様にて用意された除湿機とクリーンブースを接続する。
- アルミフレームと床との設置面には清掃しやすいようR巾木を設置。
ダブル構造のアルミフレームを使用することにより内外面をフラット化出来るため、段差を無くし、歩留まりを低減できます。W3800×D3200×H2700(一部H2200) クラス10000
これくらいのサイズであれば、現地施工は半日で終了します。
今回のポイントは・・・
設置場所の状況は様々です。限られたスペースを有効活用する為に、KAMATAアルミフレームの自由設計で様々な形状に対応できます。また、今回のように実際の作業に合わせて扉を選定するなら、わずかではありますが作業者の手間も軽減できます。粉体を扱われる工程では、湿度の管理が重要です。今回は客先の除湿機とクリーンブースとの接続を行ないましたが、精密空調機と併せて設置することをお勧めします。温度・湿度管理には、精密空調機で行なう方法と、露天飽和方式を採用した「サーマルヒューミコン」を使用するなら電力の抑え大幅なコストダウンとなります。
生産品目の変更などで生産ラインのレイアウト変更の場合、KAMATAクリーンブースであれば拡大・縮小・移設等も可能です。是非ご相談ください。