電子部品加工の大手S社様でエラストマー(ゴムと樹脂の中間製品)の成形部品を製造されていましたが、このエラストマーが軟らかく粘度も高いため離型性が悪く、型抜き時に変形を起こし不良率が高くお困りでした。
① 成形部品の型抜き時の変形。 ② 変形による不良率が高い。 |
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射出成形の金型に抜群の滑り性のあるブラストロン処理をお勧めしました。 ブラストロンは6種類の目の粗さがあり、その中で一番適しているものを選定し、テスト採用となりました。
① 金型からの離型性が大幅に向上
② 不良率の大幅低下
この金型にブラストロン処理を行う事で離型性が良くなり、型からの抜けが格段に向上し、不良率が大幅に減少しました。その結果から、このエラストマーを成形する金型に対しては標準的にブラストロンを処理していただくようになりました。また、S社様だけでなく同業者様にもS社様からご紹介いただいて採用いただいています。
蒲田工業では豊富な処理実績から最適な表面処理をご提案致します。