ホーム > お困りごと解決事例 > 粉体投入設備の異物混入対策にクリーンブース設置(同時に熱中症対策も)
樹脂粉体投入工程での、異物混入対策・作業者の熱中症対策をご検討されていました。
粉塵発生が原因で空調機のフィルター詰まりが発生するため、全外気方式の空調設備を要望されていました。
1,一括施工
蒲田工業が工事管理を一元化。
クリーンブース設計施工・空調機器設置・陽圧環境構築・シートシャッター取付け・電気工事のすべてを一括施工しました。
2,クリーン環境構築
設備形状に合わせたオリジナル設計。
ブースの構造強度向上を目的に、板材には4㎜厚透明ポリカを使用しました。
メンテナンス性向上を目的に、パット固定方式を採用しました(板材交換を容易に)。
アルミフレームにアルマイト処理を実施。デザイン性の高いブースを構築しました。
3,陽圧環境構築
求める陽圧環境に必要な給気量を算出しました。
4,全外気方式の空調設備を設置
クリーンブース周辺の環境(気温・設備熱量など)を調査し、空調の適正能力を算出した上で、全外気方式の空調設備を設置しました。ブース内の室温が一定となり、作業員の熱中症対策も実現しました。
5,シートシャッター設置(前室付)
異物混入対策を目的に前室付きの開閉速度が早いシートシャッター設備を設置しました。
異物混入対策においては、クリーン環境の四原則を徹底することが大切です。そのことをお客様にご説明し、必要な設備をご提案しました。
クリーンブース設置だけでなく、適切な周辺設備も併せて設置したことで、クリーン環境四原則を実現しやすい(異物混入対策できる)環境を実現できたと思います。
KE-45
※お問い合わせの際は「事例番号」をお伝え下さい。
蒲田工業は間仕切り・パーテーション工事を実施する目的をお客様と一緒に整理し、将来の工場操業の安定につながるようご提案します。
詳しくはこちらからご覧ください。
→ https://www.kamata.co.jp/html/solution_map/facility/partition.html