ホーム > お困りごと解決事例 > 移動キャスター付き低湿ブースで作業エリアの恒湿化・除湿を実現
作業エリアにて粉体の吸湿でお困りのお客様へ、移動キャスター付き低湿ブースを設置した事例です。
吸湿成分がある粉体を扱うため、外気に触れにくい作業環境が必要でした。問題の粉体を扱う以外の作業も同じエリアで行われるため、部屋全体(エリア全体)をブースで囲うことができずにお困りでした。
作業エリアに設置する低湿ブースをキャスター式で移動できる構造で設計・製造。吸湿成分がある粉体を扱う時以外には、他の場所へブースを保管できるよう工夫しました。
また、低湿ブースを分割構造で製造し、ハニカムドライ装置を設置して、ブース内空気の取り込み、除湿・冷却してブース内に戻せる構造で設計・製造。ブース内空気の換気回数を上げ、設定湿度までの達成時間を短くすることもご提案しました。
さらに、ブースの移動をスムーズに行えるよう、ハニカムドライ装置のダクト・吹き出しダクトの取り外しを簡易的な構造に改善しました。
解決した内容
エリアを限定した低湿ブースの設置(除湿)を実現したことで、初期費用を抑えてお客様のご要望を実現できました。
また、お客様が作業しやすいようにブースを形状変更し、作業効率向上に貢献できました。
お客様の声
移動・分割が簡単で作業効率があがり助かっています。また、ブース容積と除湿ユニットをコンパクト化できて、初期費用を抑えられました。
設定湿度への達成時間は10分以内となり、当初に想定していた30分以内という予測をく短縮できました。
高い知識と迅速丁寧な対応でお客様のご要望に対して何通りものゴールを示す提案力が持ち味です。見積り段階や仕様検討の段階で、お客様が完成後をイメージしやすい資料を作成し、安心感、信頼感を得ているクリーン環境構築のスペシャリストです。 特に、半導体・製薬業界での施工経験が豊富です。