ホーム > お困りごと解決事例 > 研究設備には、ダブル構造の恒温恒湿クリーンブース!
ケミカルメーカー様より、今後の商品開発にあたり様々な試験を行なうための環境を整えたいとご相談いただきました。
問題点
① 清浄度クラス10000。
② 夏場・冬場の環境はエアコン使用で温度20~30℃ 湿度成り行き→25℃±3℃ 50%±10%で管理したい。
③ ブース内で薬品(酸系)を使用するため、排気処理も行いたい。
効率的な温度湿度管理を行なうためにダブル構造のKAMATAクリーンブースをご提案。 設置スペースも限られている為、使用する機器を極力コンパクトなものにしました。
ポイント
① 板を二重張りにすることで、断熱効果を高める。
② 省スペース化・価格を抑える為、精密空調機を使用。
③ 空調機の容量を抑える為、ブースに排気ファンを取り付け循環方式にする。
④ ブース内で薬品を使用する為、ドラフトを設置してその中で薬品を使用する。
⑤ ドラフトから排気された分を空調機で補充する。
⑥ 排気処理は活性炭フィルターで一次処理を行い、簡易スクラバーで二次処理を行い工場外に排気する。
清浄度はクラス100近く(無負荷状態)まで出ており、お客様にご満足いただきました。温度・湿度設定も任意で出来る為、色々な試験が出来るとおっしゃって頂きました。
試験環境に適した清浄度、温調を設置場所・御予算に合わせた手法で提案します。
長年、福山営業所の中堅社員として既存のお客様のフォローを行いながら新規お客様の開拓も行なってきました。ロール、溶射についての知識は社内でもずば抜けています。 現在は環境エンジニアリング部において、様々な業種におけるクリーン化の提案を行なっています。