ホーム > 表面処理(目的・性能別検索) > 耐熱性
〈目次〉
1,選定のポイント
2,お勧めの加工技術
3,ソリューション事例
耐熱性を求める場合、使用環境の温度や温度の変化を考慮して選定を行うことが求められます。
ゆっくりと熱がかかる(加熱、冷却)場合には耐熱性に優れても、急熱、急冷(熱衝撃のある)環境では、亀裂や密着性の低下など新たな課題が発生してしまう場合があります。
いわゆるヒートショックが起き、コーティングそのものが割れることや、母材の熱膨張~熱収縮などに追従できずに割れてしまうことがあります。
耐熱性と同時に、耐摩耗性や滑り性、離型性(非粘着性)などの性能が必要されることが多いです。
耐熱性+離型性、耐熱性+滑り性、耐熱性+耐摩耗性のある表面処理加工技術(コーティング)が数多くあります。
一番の目的(滑り性?離型性?耐摩耗性?)、実際の使用環境、製品が持つ温度帯などを教えていただければ、弊社が表面処理加工技術の選定にお手伝します。お気軽にお問い合わせください。
・セラミック溶射(1200℃)
・TNGコート(ガラスコーティング)(1200℃)
・超硬金属溶射(1000℃)
・超硬合金肉盛(800℃)
・セラミックスリーブライニング(耐摩耗セラミック二重管)(750℃)
・無電解ニッケルめっき(650℃)
・無電解ニッケル・ボロン(650℃)
・自溶性合金溶射(600℃)
・ダイクロンコーティング(450℃)
・ダイモールコーティング(金型用硬質炭化クロムめっき)(450℃)
・DLCコーティング(ダイヤモンドライクカーボン)(400℃)
・PEEKコーティング(260℃)
・高引裂きシリコーンコーティング(180℃)
・フッ素樹脂コーティング(180℃)